邦楽演奏会

 今朝、友人から“邦楽演奏会に行かないか”と突然の電話。
邦楽?と我が耳を疑って聞き直す。
“そう、筝や尺八の・・・の邦楽”
 今まで思ったこともないことをいきなり耳元に突き付けられ、う~んと瞬間返事に詰まる。でも次の瞬間、今日は特別予定もないし、たまには未知の世界に飛び込むのも悪くないなーと思い、“行きましょう”の返事と相成った。

 会場の「福岡シンフォニーホール」に入ると、およそ7~8割は中・高年の女性だったのでチョッピリ場違いみたいな違和感を感じたが、席についてしまうと普通の音楽会と同じ雰囲気だ。

 オープニングは4人の筝(1人は17弦筝)と尺八のアンサンブル。曲目は「キャ二オン・ビユー」。

 生まれて始めて聴く生の邦楽演奏。普通の筝に17弦筝が加わり、今まで聴いたことのない筝の調べに尺八の音色が調和して、次第に私の気持を陶酔させていく。音楽の知識がないのでなんと表現していいのかわからないが、筝と尺八夫々の澄み切った音色、その音色が調和して遠くまで静かに響きわたるような深~い音、そして静かな峡谷の中に引き込まれていくような・・・そんな錯覚を覚える。

 続いて、筝と尺八、筝と三弦、尺八独奏、合わせて5曲の演奏を聞いたが、若者達がギターをエネルギッシュにかき回すような騒々しい耳ざわりな音は全くない。心静かに邦楽の世界に引き込まれるような不思議な感覚を経験した。

 最初は場違いと思った演奏会であったが、音楽音痴の私を、瞬間的とは言えどうやら邦楽の虜にしてしまったようだ。友人の突然の誘いは、私に未知の扉を開けてくれたようだ。感謝・感謝!
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by matutaka31 | 2009-01-27 22:20 | 思いのまま | Trackback | Comments(2)
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Commented by tetsu807-2 at 2009-01-29 15:04
matutakaさん 突然の誘いに乗っていただき共に、楽しい時間を共有できたことは幸せでした。
私はランチタイムコンサートには何度も足を運んでいますが、邦楽演奏会は初めてのような気がします。

月に1度か二月に1度の割合で12時から13時、ランチタイムに音楽の世界に浸る幸せタイムです。

ランチタイムだから出来る料金設定も気に入っています。

Commented by matutaka31 at 2009-01-29 16:12
tetsu807-2さん 本当に思いがけなく、邦楽の良さを認識させられました。と言うことは、年を取ったということですかね。それとも、心にゆとりが生まれたということでしょうか??(^。^)

やはり、じっとしていては何も始まらない、と言うことだけは確かですね。


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