畦道を歩く

 家を出て北の方に20分も歩くと、そこには田園地帯が広がる。
 我が家の周辺は、九州大学の移転に伴って宅地化がどんどん進んでいくが、大学敷地までの間にはまだ農地が残されている。

 ここまでくると人も車も少なく、静かな雰囲気の中で、きれいな空気を吸いながら歩くことが出来るので、天気が良い日は私のお好みのウォーキングコースである。
 農道を歩くと、雑草が生い茂って、コンクリートと違って、足の裏に柔らい感触が伝わってくる。
 あちこちで雲雀が気持良さそうにピーチク ピーチク囀っている。
 “あ~もうこんな季節になったのか”と呟く。

道端には、もうクローバやレンゲの花が咲いている。
良く見ると、オオイヌノフグリ、ぺんぺん草、スズメノエンドウ、ホトケノザも咲いている。
川の土手には、からし菜の花が満開だ。
快晴無風!のどかな風景だ。
雲雀の演奏に耳を傾け、草花を眺めながら歩く。
実に気持が良い。

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 あちこち蓬(よもぎ)の新芽が伸びている。
子供の頃、この時期になると、おふくろがよもぎを摘んできて、あんこ入りの蓬餅(草餅)を作ってくれたことを思い出す。私はこの蓬独特の風味が好きで、今でも道の駅などでこの蓬餅を見かけると、必ず買って食べる。
そう云えば、まだ新芽の蓬餅を食べていないな~。
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もう間もなくお彼岸である。
暑さ寒さも彼岸までと言われるとおり、自然の中を歩いていると、もう春そのものを肌で感じる。
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by matutaka31 | 2009-03-11 22:41 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)
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Commented by 深澤 at 2009-03-12 20:50 x
前年つくしとりに行った際。よもぎを根から土付きのまま ひいてきて
庭に植えていた。いま やわらかな葉をいっぱい収穫しています。
団子にいれます。草もちはおいしいですね。
Commented by matutaka31 at 2009-03-13 16:19
 深澤さん よもぎを自宅で育てているんですか。なんだか風流を感じますね。庭で育ったよもぎだと、安心して食べられますね。

 山野草の中でよもぎと土筆は、春の味覚の代表みたいなもので、私も好物です。とりわけよもぎの風味は、この時期でしか味わえませんし、冷凍ものは色はいいけど、風味がありませんからね。
Commented by よこはまT at 2009-03-14 22:44 x
春の香りと、お母さんの温かさと味が 一つに調和して思い出になっているのは素敵な芸術ですね。

わが子は、私と何をまとめるかなぁ?!
提供する人の思いと、受け取る人の器のちょっとしたずれに美しさがあったりします。
美しく受け止めてぇ(^^)/
Commented by matutaka31 at 2009-03-17 09:52
自然に触れていると、幼いころの故郷を思い出させてくれます。
そしてその空間でぼんやりしていると、いろんな思い出が走馬灯のように駆け巡ります。
子供の頃の感性は、その当時は何も感じていないのですが、年を追うごとに鮮明に思い出させてくれるものですね。
 自然は、私にとって憩いの場であり、癒しの空間です。


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