七草粥

 今日(7日)は七草粥。
 言わずと知れた、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七草を入れた粥を食べる習慣である。
 その由来は、「この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を、邪気を払い万病を除く占いとして食べる呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある」とある。

 由来は兎も角として、この七草の呼び名の響きから、なんとなくご利益があるような印象があるが、日頃使っている呼び名で言われると、そのイメージはコロッとひっくり返って、とても進んで食べようという気にはなれない。(^・^)
 「なずな=ぺんぺん草」、「はこべら=ひよこ草」、「ほとけのざ」、「ごぎょう=母子草」などは、そこいらの道端に生えている野草で、私の菜園では、野菜つくりの邪魔者で、何時も汗を流して格闘している相手である。
私にとって、虫に例えれば蕪、大根、せりは益虫、その他は害虫である。 
 とりわけ「ぺんぺん草」は、「〇〇もんが通った跡にはぺんぺん草も生えない」と言われるように、厄介者扱いにされている。 

 そんな野草を、「いくら習慣だからといって無理して食べることもないじゃないか」というくらいの気持ちだけれど、我が家では、古い慣わしと割り切って少しだけ食べることにしている。
 昨日、我が家の菜園にある「蕪、大根、それに雑草のひよこ草をとってこようか」とかみさんに言ったら、「他のものを取りに行くのは寒いからスーパーで買ってきた」とさりげない返事。(*^_^*)

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スーパーで買ってきた七草

 と言うようなわけで、おまじないのつもりで、今日ばかりは日ごろ仇にしている雑草とちょっとだけお付き合いをした。(昨日の敵は今日の友?)
 そして野菜たちは、呉越同舟(椀)で我が胃袋の中へ。
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by matutaka31 | 2010-01-07 12:07 | 思いのまま | Trackback | Comments(2)
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Commented by よこはまT at 2010-01-07 19:05 x
七草粥といえば、母方の祖母仕込の「きざみのうた」があります(^^)
♪大寒小寒~かぜが渡らぬうちに七草ナズナを切りそろえ♪
うろ覚えですが、野菜を切るときに、祈りをこめて仕込むのです。

呉越同舟…これは、世の中を渡っていく知恵ですよね。長編小説や、映画を見ているとき、終末の展開で息を呑むときの感覚を思い出します。なぜこの登場人物がここで… 
リーダーに求められるものは、仇敵も仲間に引き入れる度量と清濁併せ呑む勇気ですね。
なんか七草って、すごいかも
Commented by matutaka31 at 2010-01-07 21:10
よこはまTさん "信じる者こそ救われる"、邪念を払って「きざみうた」を歌う気持ちがあってこそ、ご利益が生まれるのでしょうね。

今朝、どこかのチャンネルで、子供たちがこの(きざみうた)をやっていました。その姿は、純粋で救われる気持ちでした。<m(__)m>
七草粥は、日本人の心を捉えて離さない何かがあるんでしょうネ。(反省)


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