先日とある街中を歩いていているとき、仲間の一人が始めてみる難しい表札を見つけた。
表札には
「纐纈」 とあった。
なんて読むんだろう?
う~ん読めないな~!
その場では、結局誰も読めなかった。
役場の戸籍係や銀行など人名を扱う窓口の人や知人でない限り、一般にはお目にかかる機会は稀有な苗字である。
その場はやり過ごしたが、分からないままではどうも寝覚めが良くない。
そこで漢字を思い出しながら、辞書で調べたが分からない。
そこで、インターネットで調べて見ることに。
あった!
「コウケツ」、「ハナブサ」 の二つの読み方があることが分かった。
この二つの読み方の内、「コウケツ」はなるほど肯けるけれど、「ハナブサ」とはどうしても読めない。さしずめ学校の先生泣かせの一つだろう。
私たちが見た家の苗字がどちらかは知る由も無いが、「纐纈」と言う苗字は岐阜県に多いらしい。
ちなみに画数の一番少ない苗字は「一」、「乙」で、画数の最も多い苗字にはこの「纐纈」が入るそうだ。
しかし世の中には珍しい苗字が一杯あり、いろいろ調べてみるのも面白そうだ。