家族葬に思う

 先日、生前お世話になった先輩の葬儀に行った。
 予め内々の葬儀だと連絡を受けていたので、家族葬だと承知のうえでお見送りをさせてもらった。
 葬儀は文字通り、ご家族と私のように押しかけた数人だけの静かで寂しいお見送りであった。

 最近、今までの葬儀屋任せの葬儀から、自分の身の丈にあった葬儀や、いろいろ工夫した合理的な葬儀を行う事例が増えているという。
 当然の成り行きだと思う。

 私たちの仲間うちで、最近葬儀のことが話題になることがある。
 そんな時つい私も、葬儀屋の言うなりになると予想外の費用が嵩むので、家族だけの葬儀にして欲しいとか、本当にお別れを惜しむ人だけに送ってほしいとか、威勢の良いことを言ってしまう。
 でも、そんな話は元気だから言えることであって、いざ死んでしまうと本人は何も口出しできないのだ。
 生前、家族と良く話し合っていたり遺書に認めている場合であっても、葬儀を取り仕切るのは、残された家族であり親族なのだ。

 家族葬に初めて参列して、仮に自分が家族を送り出す立場になった時、果たして今思っているとおり家族葬で送る決断ができるだろうか、・・・と考えてしまった。
 きっと、身内だけでなく、お世話になった人たちと一緒に送ってやりたくなるに違いない。

 最近家族葬が増えているのは、多分、長患いをしている間に、家族がもしものときに備え、あれこれ考える余裕があったから決断できることではないだろうか。
 秋の夜長、いずれ避けて通れないこと、家族と一緒にあれこれ考えてみよう。
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by matutaka31 | 2010-10-09 22:00 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)
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Commented by dojyou38 at 2010-10-10 05:16
最近、家族葬とか直葬とかのこと良く聞きます。
家内とも葬儀や墓のこと時々話題にします。
子供たち(2人とも遠隔地)への負担を少なくする方策を考えています。

私自身も最近、山グループのメンバーの家族葬に参列しました。
近しい家族と私たちのメンバーだけで、故人が好きだった坊がつる賛歌を歌って送りました。
Commented by matutaka31 at 2010-10-10 09:33
dojyou38 さん 最近葬儀のあり方について、変化の兆しがあります。
私はこの変化の波に是非乗りたいと思っていますが、いろいろ考えさせられます。
Commented by sibuya at 2010-10-10 19:37 x
葬儀のアルバイトをしていると いろんな葬儀に出会うものです。
豪華で派手な葬儀・ご近所だけの葬儀・家族葬などいろいろです。
でも どの葬儀でも良し悪しの区別はつきません・・
私たち夫婦は北海道の母なる川の「石狩川」の近くで生まれ育ち
もし子供たちが承諾すれば 石狩川が見える傍に・・と願っています。
でも その前に健康で「生きる」を実行しなければ・・
Commented by matutaka31 at 2010-10-10 22:01
sibuya さん 一般の葬儀が家族葬と違うことは、華やかな祭壇と大勢の参列者でしょう。
 家族や親族そして近しかった人々の送る気持ちは、いずれのスタイルであっても同じでしよう。
 それはそれとして、今を大切にして健康で楽しい人生を送ることがなによりも大事ですね。


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