今週の「地域環境サポーター養成講座」のテーマは、
「エコライフを考える」 。
世界の人口増加と経済発展によるエネルギーの消費拡大で、二酸化炭素が急速に増えたため気候が大きく変動し、様々な異常現象がおきているのは周知の事実である。
講座では私が知らなかった衝撃的な事実を突きつけられた。
例えば、2009年までの100年間で地球の温度は0,7℃上がったのに対し、日本では1,1℃、更に福岡市では3,2℃も上がっている事実。
更に大雨発生回数の急増、熱帯夜・猛暑日の急増、海水温度の上昇等々具体的数値を示して我々の身近なところで進行している大きな変化等々。
また気候変化の影響が地球上の生態系にも大きく影響し、地球上の生物種の絶滅速度は1975年の1,000種が2000年には40,000種と急速に増え、日本固有の生物の絶滅も急速に進んでいるという。
環境問題は、今の時代だけの問題でなく子々孫々に至る快適な生活環境を維持しなければならない課題であり、行政や事業者任せではなく、市民一人ひとりが身近に出来ることを地道に取り組まなくてはならないことを改めて思い知らされた。
我々日々の生活の中で、「どうすれば環境への負荷を少なくすることが出来るか」、ゴミ・水・エネルギー夫々の面で考え且つ実行しなければならない、重たい宿題を背負わされた講習会だったように思う。講習会の様子