時々通るウォーキング道路から25mほど田んぼの中に入ったところに、「久町様」という子授かり道祖神がある。
道路脇の看板によると、子供に恵まれぬ女性に子宝を授ける、霊験あらたかな神様で、今でも真夜中に不妊に悩む女性が訪れ、神様に願をかけている・・・とある。
近づいてみると、確かに沢山お供え物が並んでいた。
一方絶えることのない、産み捨てや赤ちゃんポストへの預け、子育て中の幼児虐待・殺し等々、動物にも劣る異常な現象をどう見ればいいのか。
何かが狂っている。
今朝のNHKの朝ドラ「てっぱん」に身勝手な妊娠中の女性が登場、件の女性に対し、大家さんが
「あなたに母親になる資格はない」と一喝する場面があり、久々に溜飲の下がる思いであった。
核家族化と放任主義の産物とも思えるような我侭な女性を浮き彫りにしながら、安易に妊娠してしまう風潮と子育ての大変さについて再考を促す意図と受け止めたのだが、・・・。