ひょんなことから、
「使用済み切手収集ボランティア」 との関わりが出来てしまった。
ことの経過はこうである。
地元で取り組んでいる「独居高齢者を地域の憩いの場「ひょうたん池」にお誘いして、楽しい一時を過ごしていただく「せんだん ふれあい会」を、より楽しいものにするヒントを求めてあちこち訪ねた際、野外の事例はなかなか見つからず「福岡市ふくふくプラザ図書室」に行って参考事例はないかと探していると、係りの方から「使用済み切手切りのボランティアも参考にされてはいかが・・・」と教えてもらった。
無造作に切り取って集められた使用済み切手 縁を切り揃えた切手
紹介された福岡市ボランティアセンターで概要をお聞きして、まずは「隗より始めよ」ではないが、材料を持ち帰り仲間に紹介したがいい反応がなかったので、家内にことの経過を話したところ、「面白そうだからやってみよう」ということになり、我が家で「使用済み切手切りのボランティアが始まったった。
私はもっぱら、材料を持ち帰り、切り取り作業が済んだものを届ける運搬役にすぎないのだが・・・。
「使用済み切手収集ボランティア」活動とは、概略次のとおり。
福岡市ボランティアセンターへ各地の有志の方から送られて来る「使用済み切手」を、ボランティアの人たちで縁から2~3ミリ残して切り揃える。
集められた切手を見ると、実にいろんな切手があることを改めて知らされる。
ボランティアセンターは、整理された切手を業者に販売し、販売収益(10kg3000円)で車椅子を購入して施設等へ配布。
切手を買い取った業者は、一枚一枚はがして商品化し、国内外の切手収集マニアに販売するという。
一枚一枚縁を切り取って整理するのは、私には気が遠くなるような細かい作業に思えるが、車椅子購入資金になる目的があるので楽しい・・・とは家内の弁。