孫達が楽しみにしている「アジゴ」(マメアジとも言う)釣りに、福岡市海釣り公園に出かけた。
お盆には殺生をしないものだと子供の頃教えられたが、最近では漁師だけの慣わしみたいになってしまって、多くの人たちはそんな慣わしも気にせず、つかの間の夏休みを釣りで楽しんでいる人も多い。
市営海釣り公園も、ご多分にもれず15日も営業していて、多くの釣り客で賑わっていた。
午前6時半家を出発し、車で約20分で海つり公園に到着。
子供用釣竿を賃借して、売店でサビキとオキアミを買って準備を整え7時頃には釣り始めた。
釣りは早朝か夕方に限る。 その常識どおりで、一投目から魚信があり、早起きの甲斐があったと幸先のよさを思わせる。
孫たちはキャー!釣れた!と嬌声を上げなら夢中になる。
毎年夏休みにはここへ来て釣りをするのが慣わしになっているので、孫たちはアミを籠に入れるのも、竿を操るのも慣れているのであまり手を取らない。
でもピンピン跳ねる魚を針からはずすのは苦手のようで、吊り上げた都度、針からはずすのはジージの役割。
助手役のジージは自分の竿を使う暇はほとんどないくらい大忙しで、孫たちは東京では味わうことが出来ない海釣りを思う存分楽しんでくれた様子だった。
2時間半の釣果は、アジゴ・子いわし合わせて123尾。良く言う束釣りで、今までの最高の釣果に、孫たちは大満足。
釣ったアジゴは、孫たちも手伝って、開いてフライにしたり、ナンバン漬けにしたりして、夕食のおかずに。
きっと夏休みのいい想い出になっただろう、と思うのだが・・・私には孫たちと遊ぶ楽しい一日であった。