何時までも寒波が去らないと思っていると、一足早い菜種梅雨と思しき長雨にアウトドアーもままならず、気分もスッキリしない毎日。
昨日、久しぶりにお日様が顔を出したので、得たりとばかり、春の足音を求めて糸島市志摩町界隈をドライブした。
田んぼでは、二毛作の小麦が勢いを増し、周りの農地は緑が豊になっている。
方々で梅の花も観られ、道端では水仙や菜の花が咲いていた。
畦道や水路の土手には土筆の坊やが、一斉に頭を持上げていた。
方々で家族連れやおばさん仲間が、腰をかがめて土筆採りに余念がない。
私もつられてその仲間に入り、今年初めての土筆採りに挑戦。
摘み取る手に、春の触感が心地よく伝わる。
公園では菜の花が満開で、辺りに心地よい香りを漂わせ、風は冷たいが人の心を暖かくしてくれる。
我が家の枝垂れ梅も、例年より約2週間遅れでようやく5部咲きというところ。
道行く人の心を和ませている。
夜は、採ってきたばかりの土筆を使った人参・ソーセージのかき揚げ、それに自家栽培の取れたての椎茸を添えた旬の味を満喫。
晩酌の生姜割り焼酎の味もまた格別。
厳しい寒さが続いたこの冬も、もう終わり。春はもうそこまで来ている。