涼を求めて

 この時期になると、「涼」と言う文字がやけに目にとまる。
 東京の孫達が夏休みに遊びに来た。
 例年より早いが、中学生の孫の部活のスケジュールの合間を利用して、慌しい日程をやりくりして来てくれただけでに嬉しさも一入である。
 小学生の孫は水遊びやショッピングセンターがお気に入りだが、中学生の孫は涼しいところで本を読んだりゲームを楽しんだりするのが好きな様子。

 折角福岡まで遊びに来たのだから、何か良い思い出になるようなことしてあげたいと思い、海水浴でもいいし、谷合の渓谷で水遊びでもと誘ったが、暑いのは嫌だと気の無い返事。

 でも思い出作りは爺婆の役割でもあるので、涼を求めて、標高900mの羽金山の中腹にある糸島市の「白糸の滝」へ誘った。
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 誘い文句は、「滝があって涼しい」のと「そうめん流し」。
 この二つの誘い文句は、東京ではめったに経験することが無いことだから、みんな喜び勇んで腰を上げてくれた。
 糸島市にある白糸の滝は、「落差は約24m、マイナスイオンと自然あふれる憩いの場としてファミリー層に親しまれています」と、糸島市が宣伝するだけあって、下界とかけ離れた冷気に包まれた渓谷は大勢の観光客で賑わっていた。
 とりわけ子供達に人気が集まっていたのは、「そうめん流し」と「ヤマメ釣り」だった。
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野趣タップリのそうめん流し、美味しさに釣られて食べる量も膨らむ

 宣伝文句のとおり、「白糸の滝」には誂え向きの涼が待っていた。 緑豊な渓谷に、滔々と落ちる滝、谷底から吹き上げる風にしぶきが飛び散り、辺りに冷気を振り撒く。
 やはり「涼」に相応しい雰囲気は、なんと言っても自然が生み出す「冷気」即ち空気・水・風・陽射し等々が醸し出す冷気であり、冷房が効いた人工的な空間は私にとって凉のイメージには程遠いものでものある。
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by matutaka31 | 2012-08-08 22:04 | 思いのまま | Trackback | Comments(2)
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Commented by hibochan at 2012-08-09 07:18 x
マイナスイオンが一杯
我が家もそうめん 冷むぎが続いてます。
白糸の滝 富士が有名 各地に存在するようです。
Commented by matutaka31 at 2012-08-11 11:37
hibochan さんへ
暑い日は、麺類が多くなります。
流しそうめんは、涼しさが食欲をそそるのか、大人も子供も食べる量が増えます。


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