大宰府天満宮から九州国立博物館へ

 久しぶりに大宰府を訪れた。
 お目当ては、九州国立博物館の「ボストン美術館-日本美術の至宝」。連休で混み合うことは分かっていたが、展示作品にまつわる講演会に参加できるチャンスがあったので、混雑を覚悟のうえで出かけた。

 まずは大宰府天満宮へお参り!
 好天にも恵まれ、大勢の参詣客で賑わっていた。
 受験シーズンで合格・学業祈願の人や観梅目的の観光客に混じって、中国・韓国の観光客が目立つ。正に国際観光地の感がある。

 拝殿で神主の祝詞を神妙に聞き入る大勢の祈願者の姿を見ると、彼らの神頼み心境が伝わってくるようで、何時の時代も神頼みは変わらないな~と、チョッピリ同情的な気分に包まれる。

 有名な「飛梅」は満開に近い見頃だった。
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 この飛梅は、『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ』と菅原道真が詠んだ梅である。
 九州の太宰府に左遷された道真が、自分がいなくなってもめぐりくる春には必ず花を咲かせ香りだけでもいいから東風(こち)にのせて自分のところへ送ってくれ・・・・・と別れの歌を残して大宰府へ旅立った。その梅の一枝が、主人を慕って一夜のうちに京から大宰府まで飛び、根を下ろしたと伝えられる・・・。

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お参りを済せた後、本殿裏側の梅園や茶屋が並ぶ境内へ進むと、絵馬ならぬ「ひょうたん」がたくさん吊るしてある。

 何だろう!・・・と思っていると、「厄払いひょうたん」 だと分かった。
 絵馬は、社殿の前に堂々と掛けられているのに、厄除けひょうたんは社殿の裏にあるの何故だろう。
 厄除け祈願を表に出すと、学業祈願のご利益が薄れるというのだろうか、・・・余計なことを勘ぐってしまった。

 ちなみに今年の厄年の最高齢は、男女とも61歳。 それ以上の厄年はない。
 「私達は、もう厄にも見放されたのかしら~(^。^)」と仲間が・・・
 「いやいや、61歳の厄を無事乗り越えたんだから、もう厄はなくなったことだし・・・この勢いで頑張ればいいのよ・・・(^^♪」

 こんな会話で笑い飛ばせるのも、お互い健康だからこそのこと!!

 ひょうたんの謂れを、帰ってから天満宮のホームページで調べてみると、「当宮には、天神さまがこよなく愛された梅の木の下で「ひょうたん酒」を飲めば、不思議と難を免れるという伝承があります。
厄除祈願をお受けになられた方々には、特別なお札・お守り、また御神酒と厄晴れひょうたんをお授けしています。」とあった。 厄除祈願  初穂料 5,000円とあった。

 境内に6000本もあるといわれる梅の木は、まだ蕾が固いのが多かったが、紅梅は満開だった。
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 かくして、梅の花をゆっくり観賞し、名物梅が枝餅を美味しくいただき、天満宮参拝も無事終え、満ち足りた気分で目的の国立博物館へ向かった。
 その模様は次回に・・・。

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by matutaka31 | 2013-02-11 21:37 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)
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Commented by hibochan at 2013-02-13 07:26 x
大宰府40数年前九州一周旅行最初に立ち寄ったのが
天満宮福岡から長崎が宿泊地遠い思い出になりました。
Commented by matutaka31 at 2013-02-13 09:41
hibochan さんへ
福岡も長崎も40年前とは様変わりしていますが、大宰府天満宮はそのままの姿を残していると思います。
栴檀の大木と梅林に包まれた天満宮の佇まいは、不思議に心が安らぎます。
機会があったら、またお訪ねください。
Commented by dojyou38 at 2013-02-13 10:21
宝満山には良く行きますが、天満宮は暫らくお参りしていません。
たまたま今週末、飛梅の前で待ち合わせをし、
あるグループで観梅の宴をすることになっています。
その折、孫の大学受験祈願をしようと思っています。
観梅会のついでではご利益が少ないかも・・・
Commented by matutaka31 at 2013-02-14 11:09
dojyou38さんへ
最近の神様は商魂逞しいですから、祈願成就間違いなしと思いますよ。(^。^)
今週末でしたら、飛梅や紅梅はまだ見頃だと思います。
その他の梅も大分咲くことでしょう。

Commented by taminamikawa1 at 2013-02-14 22:12
福岡近郊で梅の名所と言えば、やはり、飛び梅で有名な大宰府天満宮ですね。
年に一度は観梅を楽しみたいですね。
梅の花も額入りや円形にしてぼかしで飾ると、一段と映えますね。
Commented by siawasekun at 2013-02-15 01:42 x
matutaka31 さん
初めまして♪♪

hibochanさんのブログから寄せさせていだきました。
素敵なブログですね。

梅の花をゆっくり観賞、・・・・・・。
名物梅が枝餅いただき、・・・・・・。
天満宮参拝、・・・・・・。
良かったようですね。
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。

見せていただき、siawase気分です。
眺めて、心和みました。
ありがとうございました。

これから、時折、拝見させていただきたいと思います。
よろしくお願いしますね。

matutaka31 さん
私の拙いブログのブックマーク(別版)に、matutaka31 さんのブログをリンクさせていただきました。
ご了承の程、よろしくお願いしますね。
Commented by matutaka31 at 2013-02-15 10:21
taminamikawa1さんへ
飛梅は大宰府天満宮のシンボル!、やはり風格がありますね。
毎回飾り気のない画像ばかりでは物足りないので、ちょっとアクセントを
つけてみました。
Commented by matutaka31 at 2013-02-15 10:31
siawasekun さんへ
はじめめまして。
お立ち寄りいただき、有難うございます。
そのうえ私の拙いブログをリンクしていただき、光栄です。

早速、siawasekun さんの素晴らしいブロッグ、拝見いたしました。
これを機会に、時々訪問させていただきますので、よろしくお願いいたします。



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