今年も、5月29日に種を播いて、今日6月23日、2鉢に移植した。
1鉢に3株、一株あたり4本として計約24本植えた。
小雨降る中、田植えよろしく被爆稲の鉢植え
1945年8月、長崎の爆心地浦上で見つかった原子爆弾に被爆した稲、その後、心ある人々によって作り継がれた被爆稲。被爆後68代目の稲だ。
我家で被爆稲を作り始めて、今年で、もう8年目になる。
果たして、被害を受けた遺伝子は、その後どうなっているだろうか。
今までと同じように実らない籾の割合が多いようだと、68世代過ぎた今日、依然として遺伝子が損傷したままだということになる。
このことを単純に人間に当てはめると、30年(人間の1世代平均)×68世代=2040年後も遺伝子が正常に戻らないことになる。
あくまでも仮説だけど、気の遠くなるような長い年月、恐ろしいことである。