乾杯条例について思う

 日本酒、焼酎、ワインなど各地特産の酒での乾杯を勧める、いわゆる「乾杯条例」が相次いで施行されていることを、先日テレビで初めて知った。
 今までの乾杯の習慣をビールから清酒や焼酎等に変えて、低迷が続く地場産清酒等の消費拡大と地域経済の活性化を図ることが目的で、罰則規定も拘束力もないのが一般的だという。
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 ことの始まりは、今年1月、酒どころ「伏見」を抱える京都市が「京都市清酒の普及と推進に関する条例」を施行したのがきっかけで、その後、全国に同様の動きが広まっているらしい。
 千葉県神崎(こうざき)町、埼玉県秩父市、岡山県真庭市、長崎県壱岐市などで条例が制定されたが、一方宮崎県都城市では「何で乾杯するかは個人の自由」」「酒を飲めない市民もいるので条例で勧めるのはなじまない」として、条例案が採択されなかったという。

 都城市の不採択理由はもっともだと思うし、政治主導で乾杯の姿が変るほど単純なものだろうか?

 確かに、ビールから清酒や焼酎等に変えて乾杯をするようになれば、地場産業の育成、地域経済の活性化に貢献すると思われるので、今までにない発想であり、大いに結構なことだと思う。
 地域活動の集会や自治体に関わる集まりだと、それなりの効果は期待できると思うが、果たして一般に普及するようなブームになるだろうか。

 でも実際問題として、仮に私がこのような条例が施行された地域の住民だったら、ビール以外の銘柄で乾杯するだろうか?と考えてみた。
 ビールでの乾杯は、口一杯含んで一気に飲み干す・・・その最初の一口が乾いた喉を通り越す瞬間、いわゆる喉越しの味の良さであって、焼酎党の私であっても、最初のコップ一杯のビールは文句なしに美味しい。


 
 日本古来のお酒の普及促進のきっかけ作りとしての意義は大きいと思うが、やはり酒造組合が一体となってビールに対抗できる乾杯用お酒の開発と普及対策に本気で取り組むことが、ブームの流れを変える近道のように思えてならないのだが・・・。
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by matutaka31 | 2013-10-11 13:53 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)
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Commented by hibochan at 2013-10-12 07:34 x
現役時代と比べますと飲む回数は 減りましたが
毎晩ちびりちびりとよくぞ男にうまれけり
でも乾杯の一杯は ビールが多いようですが
こだわらない方です
会話を楽しみます。
Commented by matutaka31 at 2013-10-12 09:21
hibochan さんへ
仲間との一杯は、まずビールで乾杯から始まります。
チョコで乾杯・・・、どうもイメージがわきません。
それはそれとして、私も酒席では会話を楽しみます。
Commented by taminamikawa1 at 2013-10-12 21:02
乾杯条例は地場酒蔵メーカーの売り上げ増進対策(地域活性化)であり、地産地消の一環では?。
はたして定着するかどうかは消費者の意識次第?
例えば福岡県で言えば城島町の日本酒・焼酎が有名であるが、
福岡ではどうなるんでしょうか?
Commented by matutaka31 at 2013-10-13 21:44
taminamikawa1
世の中、平和ですね。(^。^)
条例で消費構造が変るほど、甘くないと思いますが・・・。
福岡市ではなじまないと思いますよ。
Commented by dojyou38 at 2013-10-16 11:30
やはり最初の1杯はビールに限ります。
汗を流した後もビールに限ります。
ビールメイカーは「取りあえずビール」の後も続けて飲んで欲しいようですが・・・
しかし、地域の創意工夫で地場産業が潤うのであればそれも良しですね。
Commented by matutaka31 at 2013-10-17 16:34
最初の一杯は美味しいけど、あまり飲むとお腹が膨れて肴の味が
しなくなります。
ゆっくり雰囲気を味わうには、焼酎のお湯割りか、熱燗の日本酒に
なります。


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