このところ忙しい日が続き、ブログ更新がしばらく途絶えてしまった。
春の訪れとともに、年度末に付きまとう仕事が増え、当分なんとなくあわただしい毎日が続きそう。
先日、薬局に入った時、??と思う広告が目に飛び込んできた。
「知っていますか?
夫源病 お尋ねください」と書いてあった。
その病名からおおよそ見当がついたが、聞きなれない病名だったので、さりげなくお店の人に聞いてみると、思ったとおりの答だった。
つまり夫源病とは、夫の言葉や行動に対する不平や不満がストレスになり、妻の身体に更年期のような症状がでてしまう病気で、家庭の主婦がおこす病名として知られている、という。
昔からこのような現象があったのかどうか知らないが、
最近の日本の社会が生み出した、日本独特の病気のような気がする。 夫源病は20~60歳以上と幅広い女性に見られる病だそうだけど、特に定年を迎えた夫を持つ主婦に多いらしい。
となると夫の存在がその病気の原因になるのだから、世の男性にとって不名誉なことで、特に定年後の男性は自分の言動について反省してみる必要がありそうだ。
定年後の男性の中には、現職時代の肩書きや業績を意識したような言動を繰り返し、家庭だけでなく周りの人たちに不快感を与えていることに気がついていない人がいるのも事実である。
そうゆう人は、上からの目線で話す傾向が強く、やたらと現職の頃の自慢話をしたがるので、傍目には滑稽にさえ見えるくらいだから、夫源病の原因だといわれてもしかたないことかもしれない。
一方最近の熟年女性は、積極的に家庭を飛び出し、自分のやりたいことを自由に楽しんでいるように思われる。
特にサークル活動やボランティア活動への参加は圧倒的に女性が多く、また居酒屋でも、レストランでも、商店街でも・・・女性の活発な姿が街中にあふれている。
この勢いが高じてくると、気がつけば「夫源病」がなくなり、代わりに「婦源病」が広がっている時代になるかも知れない。
インターネットでみた「夫源病 チェックリスト」を引用しておこう。
旦那さんが以下の項目に当てはまっているかどうかチェックして下さい。
□人前では愛想が良いが、家では不機嫌。
□妻の予定や行動をいちいちチェックする。
□常に「上から目線」で話をする。
□仕事関係以外の交友や趣味が無い。
□家事に手を出さないが、口は出す。
□妻が1人で外出するのを嫌がる。
□妻や子供を養ってきたという自負が強い。
□家事の手伝いや子育てを自慢する自称”いい夫”。
□「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフは殆ど無い。
□車の運転をすると、性格が一変する。
【結果チェック】
4つ以下 大丈夫
5~7つ 夫源病予備軍
8つ以上 明らかに夫源病
早速、自身をチェックしてみた。
結果は、「大丈夫」の範囲だけど、自分自身、決して良い亭主とは思っていない。
強いて言えば、「定年後 亭主元気で 留守が良い」の類だろう。