被爆後69代目の稲 (2014-06-26 )

 1945年8月、長崎の爆心地浦上で見つかった原子爆弾に被爆した稲、その稲が今でも心ある人々によって作り継がれている。
 私もその一人。その被爆稲の種を貰い受けて、我家で被爆稲を作り始めて今年で、もう9年目になる。
b0008825_21143835.jpg
5月17日播種、6月13日鉢植え

 日本が世界で唯一原爆の被害を体験した国であること、その悲惨な被爆体験を絶対風化させてはいけない! 命ある限り、被爆証人として、被爆体験を後世に語り継がなければならないとの思いで、毎年この被爆稲を作り続けている。
 原爆の放射能によってDNAに損傷を受け、69年経った今でもその遺伝子が未だに正常に戻ることなく、その傷を引きずっている被爆稲のその後を、今年も毎日見守っている。


 果たして、被害を受けた遺伝子は、その後どうなっているだろうか。
 今までと同じように実らない籾の割合が多いようだと、69世代過ぎた今日、依然として遺伝子が損傷したままだということになる。
 私はこの事実を、日本人に是非知ってもらいたいと願っている。

 
[PR]
by matutaka31 | 2014-06-26 21:22 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://matutaka.exblog.jp/tb/22839921
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by hibochan at 2014-06-27 07:06 x
なんともたくましい 姿は 正常ですが
でも遺伝子が破壊されてるとは 恐ろしいことです
Commented by matutaka31 at 2014-06-27 11:53
hibochanさんへ
原爆の恐ろしさ、目に見えない放射能の影響・・・等々
考えると、日本人はもう少し真剣に核問題を考えるべきだと
思います。
Commented by kanmyougam at 2014-06-27 20:54
貴重な取り組みですね。
原爆・原子力被ばくの怖さを真剣に取り組みたいですね。
Commented by matutaka31 at 2014-06-27 23:30
kanmyougam さんへ
年月を経ると記憶が風化するのは止むを得ないことでしょうが、
原爆被害と原発被害は、絶対風化させてはいけないと思っています。
Commented by dojyou38 at 2014-06-28 10:52
被爆稲そのものが貴重な語り部ですね。
何時までも作り続けて情報を発信してください。
戦争の悲劇を知る人が少なくなって、平和憲法の解釈も国会の議論なしに変えられようとしています。
許されないこととおもいます。
Commented by matutaka31 at 2014-06-28 13:41
dojyou38 さんへ
最近の動きを見ると、戦争・原爆の被害に対する意識が、年々風化しつつあることを実感させられます。
戦争時代を行きぬいた私たちに出来ることは、今やその悲惨さと、平和の尊さを語り継ぐことです。
今の若者が集団自衛権について声を出さないのはなぜか、理解に苦しみます。


<< セイヨウニンジンボク 紫陽花の花 >>