セイヨウニンジンボク

今まで聞いたことがない「セイヨウ ニンジンボク」、なんとも変な名前である。
近くの内科医院の玄関脇に、樹の高さが5mくらいはありそうなセイヨウ ニンジンボクの花が、こんもり茂った枝の先に一杯咲いている。

昨日、ウォーキングの途中、見てきた。
濃い紫色の綺麗な花で、近寄るとかすかな芳香があり、通る人の目をひく。
セイヨウニンジンボク_b0008825_10314487.jpg
咲き誇るセイヨウ ニンジンボクの花


セイヨウニンジンボク_b0008825_10322034.jpgセイヨウニンジンボク_b0008825_10323674.jpg

 手元の「四季の花辞典」や「花の辞典」で調べてみたが、そのような名前の花は見当たらない。どうやらあまりなじみのない花らしい。
 早速ネットで検索したところ、れっきとした名前があった。

「セイヨウニンジンボク」
 別名: イタリアニンジンボク  漢字表記: 西洋人参木
 原産: 南ヨーロッパ  地中海沿岸地方
 用途: 近年、観賞用に栽培される落葉低木。全体に特有な香気があり、葉・果実を利尿薬に、また感冒などにも用いる。
・・・とあった。

 それにしても「名前の由来」が、いま一つしっくりしないので、更に調べてみた。すると・・・
「 原産地がヨーロッパ原産なのでセイヨウ(西洋)の名を冠している。ニンジンボクの名前はこの植物の葉が手のひらを広げたような姿をしており、それがチョウセンニンジンの葉に似ており、更に草ではなく木なので「ボク(木)」が付きこの名前になった。」と言うことらしい。

 
 紫色の花を紹介したついでに、我家の庭で今咲いている紫色(涼しげな)の花を紹介してみよう。
セイヨウニンジンボク_b0008825_1154822.jpg
アガパンサス
セイヨウニンジンボク_b0008825_116391.jpg
グリーンカーテン用に育てているアサガオ(2階の私の部屋の西側)

セイヨウニンジンボク_b0008825_11181865.jpg
ビオラ

by matutaka31 | 2014-06-29 10:40 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)
Commented by hibochan at 2014-06-30 08:52 x
セイヨウニンジンボク知りませんでした
ここ数日あめ それも雷交じり アジサイも生き生きしてきたようです
そろそろユリが咲くころ 早いものでもう一年の半分経過
Commented by matutaka31 at 2014-06-30 13:19
hibochan さんへ
最近、カタカナ文字の名前が増え、なかなか覚えられません。
テレビニュースで、首都圏の異状気象が話題になっています。
こちらは梅雨とは名ばかりで、ちっとも雨が降りません。
珍しい現象です。
Commented by dojyou38 at 2014-06-30 13:30
セイヨウニンジンボク、初めて見る木です。
よく名前分かりましたね。
花の名前の由来って面白いです。
名前の由来を知っていれば名前も覚えやすいです。
内科医の庭に生薬になる木が植わっているのは相応しいです。
Commented by matutaka31 at 2014-06-30 21:42
dojyou38 さんへ
名前の由来と結びつけると、その名前を覚えるかもしれませんね。
何回聞いても覚えられないのがありますから・・・。
病院が、そこまで意識していえたのかどうか、疑問ですが。(^。^)
名前
URL
削除用パスワード


<< 日本一周歩く 被爆後69代目の稲 (2014... >>