昨日、大腿骨骨折で入院中の姉を見舞ってきた。
姉はあまり足が丈夫でなかったので、日頃歩くのには人一倍気を配っていたが、それでも思いがけず転倒してしまったと言う。
一番心配したのは、転倒→大腿骨骨折→寝たっきり・・・こういうパターンだった。
寝たっきり状態の「要介護」対象になっている人の中には、転倒・骨折が原因である人が意外と多いと聞くからである。
でも病院の適切な処置のお陰で、手術後の経過も良く、現在歩行のためのリハビリ中。不幸中の幸いと思わなくっちゃ!
ともあれ寝たっきりの事態は回避されそうで安心している。
高齢の我々にとって心していなければならないのは、
転んで骨折して
「病気でもないのに寝たっきりになる」 ことである。
このようになってしまうと、 本人もさることながら周りの人にとっても、悔やんでも悔やみきれない人生の結末になってしまうから。
転倒して骨折さえしなかったら・・・そう悔やんでも遅いからその前に、何故転ぶのか転倒の原因を良く知っておくことが必要だと思う
特に年を重ねるに従って転倒・大腿骨骨折の危険が増えるのだから、高齢者(特に女性)にとって転倒予防策が如何に大切なことであるかを常に考えていなければならない。
転倒・骨折の主な原因は、多い順に「つまずいた」 「滑った」 「足がもつれた」「ぶっつかった」 「自転車で」 「段差の踏みはずし」の順になっているという。
そのため私は、 転倒しないような体力を維持すること、特に「筋力アップ」 「バランス感覚の向上」 「骨粗鬆症の予防」 「柔軟性の向上」等に心がけている。
具体的に何をしているかと云えば
大極拳を続ける
1日平均5km歩く
エスカレータに乗らなくて階段を
家庭菜園で体を動かす
そして何事にも好奇心を失わず!、やりたいことをやる!
果たしてその効果は?
自分自身が主治医だから・・・。