先日、凡そ3年ぶりに歯医者に行った。
特別痛みがあったわけではないが、最近ツマヨウジを使うことが多くなったので、歯の定期健診のつもりで。
歯石をとってもらい、クリーニングをしてもらった後、先生に聞いた。
「今、何本残っていますか」
「1本欠けているので、残り27本です」
「今の状態があと何年くらい持ちそうですか」、と少し図々しいことを、良い答を期待して聞いてみた。
すると流石に医者!・・・何年生きるか分らない人に、まともには答えない。
でも、 (死ぬまでに)「総入れ歯になることはないですね」、とさりげなく、ありがたいご宣託。
更に付け加えて、
「このまま定期的に点検して管理していけば、綺麗な歯だから、まだ大丈夫ですよ。」と、
定期的に検診に来なさいよ・・・と抜かりない。
間もなく80才の大台に乗る私。 どうやら20本以上残ることは当確のようだ。
「80 20(ハチマル ニマル)運動」と言えば、高齢者の方は既にご存知の、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動。
20本以上自分の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われて、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している運動である。
私は、特別な管理をしているわけではないが、朝晩、食事の後に歯磨きをすること、外出時の食事の後は洗面所で、水を口に含んで「クチュ クチュ」と歯のクリーニングを行うようにしているだけ。
そして内面的には、できるだけ野菜を食べるようにしている。
このチューブは私専用。今年1月から使っていて、年内は持ちそう・・・
医者の勧めで、歯磨きには研磨剤が入っているので、1年間に使う歯磨きはチューブ1本くらいと極少量にしている。
お陰様で、自分の歯で、少々硬いものでも思いっきり噛みながら、美味しく食べることが出来る。
これも長い人生にとって、大きな喜びであり、これからの健康の源でもあると思う。