久しぶりに山登りを楽しんだ。
“もう山登りは止めてしまったのか”とよく仲間に聞かれれるほど山に行く機会が少なくなってしまったが、実は野暮用にかまけているうちに仲間に見放されてしまったこともあるが、だからと言って一人で山登りするほどの山好きではなくなっていることもある。
先日、20年近く山に登ったことはないが誕生日の記念に登ってみたいという仲間と、福岡市の東部に位置する三日月山(272m)と立花山(367m)へ登った。
福岡市の中心部からバス・電車で30分ほどの場所に登山口があり、誰もがハイキング気分で手軽に楽しめる山があるのも福岡市の魅力の一つ。
快晴無風という絶好の山登りには最高の条件に恵まれ、折りしも休日と重なり、家族連れや若者のグループが多かったが、中には単独で黙々と体を鍛えるためだと思われるような人たちが、思い思いに山歩きを楽しんでいた。
私達は、西鉄バス「下原」停留所で下車、まず三日月山に登り、次いで立花山へ登るコースを選んだ。
周りの草木や自然の情景を楽しみながら、お互いの体調に合わせてマイペースで、一歩一歩大地を踏みしめながらゆっくり登る。
低山といえど、汗をかくので時々休んで水分を補給する。そのお茶の美味しいことこの上ない。まさに甘露!
木に覆われた細い急な坂を登りきると広場が・・・、そこは頂上。
福岡市市街地と博多湾を望む
ホッとする気持ちと同時に、パッと360度の眺望が目に飛び込む瞬間の感動は高い山へ登ったときとさほど変らない。
やっぱり山は良いな~と思う瞬間だ。
眼下に広がる市街地や遠く若杉山や宝満山を望みながら昼食、その美味しかったこと!
このポーズ、ちょっとお疲れ?
いやいや美味しい弁当のお陰で、満腹・満足のポーズですよ!
これから尾根を少し下って立花山(367m)へ。
立花山は楠木自然林の北限地。
道端に大きな楠木が方々に見られる。
立花山頂上からの眺望は,福岡市街地と博多湾を一望できる絶景!
博多湾、人工島方面を望む その向こうには志賀島、玄界島、能古島が見える