地元の歩こう会11月の例会は、
「晩秋の糸島路と牡蠣小屋を訪ねる」だった。
晩秋から冬にかけて、玄界灘に面した糸島市のあちこちの漁港では「牡蠣小屋」のテントが並び、多くの観光客が新鮮な旬の牡蠣に舌鼓を打つのが、今や糸島の風物詩になっている。
牡蠣小屋のある風景
我々メンバーは、筑肥線大入駅で下車、福吉港までの約3kmを、稲刈りが済んだのどかな田んぼ道を、世間話を思い思いに語りながら牡蠣小屋を目指して、のんびりウォーキングを楽しんだ。
福吉港には、4軒の牡蠣小屋があった。
ここの牡蠣小屋は、
「牡蠣や貝類・海老など海の産物以外は、持ち込み自由」で、我々愛飲・健啖家には嬉しい!
牡蠣を焼く、手前はさつま芋をホイルで包んで焼く
牡蠣は一休み、海老や持込の野菜を焼く
我々のテーブルは、小屋が提供する牡蠣をメインにした活き海老とサザエの海の幸と、持ち込みのピーマンや玉ねぎキノコと純米酒等山の幸という、絶妙のコラボが生み出す雰囲気で一気に盛り上がる。
昼間というのに、全員適度な日焼け?でご満悦!
ちなみにこの日の代金と言えば、一人当たり、牡蠣600g、活き海老1尾、サザエ1個で1200円。
これで程よい酔と満腹で大満足!
牡蠣小屋を出て、港周辺を散策し、福吉駅まで歩いて岐路の電車に乗る。
まさにウォーキングと言うより牡蠣三昧の一日、これも気の合った仲間なればこその楽しい一日!
そこで牡蠣小屋で仕入れた「牡蠣焼き」のコツをご紹介しておこう。
どのように焼こうが勝手!と言う方もあろうかと思うが、どうせ食べるなら美味しく食べたいもの・・・。
まずは、平たい面を下にして、2~3分焼く。 牡蠣からブズブズ水が出てきて、口が開いたらまずはOK。
焼けても口が開かない牡蠣もあるので、 火の強さにもよるが、しばらく待っても殻が開かない場合は、手で 備え付けのナイフでこじ開ける。
片面が開いたら、ひっくり返して、もう片方を焼く。この時汁がこぼれてしまうが、心配後無用! 残りの片面を焼いているうちに汁が出てくる。
この片方を焼くときに、お好みの味を加えるのも牡蠣小屋ならではの楽しみ方。
我々は持参した柚子やカボスの果汁を絞り込んで、香ばしい牡蠣の味を満喫した。