朔旦冬至

 今日(2014年12月22日)は冬至、一年で日の出から日の入りまでの時間が最も短い日。かと言って日の出がもっとも遅く、日の入りがもっとも早いと言うわけではない。
 日の出が最も遅いのは冬至の半月ほどあとになり、日の入りが最も早いのは冬至の半月ほど前になる。
 当地福岡の場合、今日の日の出は7:19時、日の入りは17:19時で、日中の長さは10時間。
 ところが日の出はまだ遅くなり最も遅い日は来年1月始めの7:23時、日の入りが最も早かったのは12月上旬の17:10時で、今日現在その頃に比べると、もう既に9分も遅くなっている。 ほんのわずかばかりだけど日が長くなったように感じられ、気分的にも明るくなる。

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冬至と言えば柚子湯、ご近所さんにいただいた柚子

 今年の冬至は何時もの冬至とは異なり、19年に一度の「朔旦冬至(さくたん)」で、昔から大変めでたい冬至とされている。なぜめでたいのか、折角の機会だから、面白そうな解説を引用してみよう。
「冬至」は1年の中で一番昼が短い日。太陽が貴重な光源であり熱源でもあった頃、昼が短くなる(太陽の力が弱まっていく様子)冬至を境に、昼はまたどんどん長くなっていく。昔の人はそれを見て、冬至を「太陽の力が復活する日」(旦)として祝福していたという。
 一方、新月(朔)は一度満ちた月が欠けていって姿を消し、また新しく生まれて満ち始めるタイミング。始まりのパワーが強いとされ、今でも農業の暦などでは重要視されている。
いうなれば、太陽の復活の日が「冬至」であるならば、月の復活の日は「新月」となる。

 その新月と冬至が重なる年の冬至を「朔旦冬至」と言い、2014年の冬至がこれに当たるのだが、そのことがそれ程にめでたいのか理解し辛いことであるが、この日を境にして、明るい希望を抱く気持をイメージすると、なんとなく実感が湧いてくる。

 では、なぜ冬至といえば、かぼちゃと柚子(ゆず)湯?
 柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」の説があるかと思うと、このめでたい日にちなんで「運気」を呼ぶ、即ち名前の下に「ん=運」が付くもの・・・柚子=みかん、カボチャ=なんきん等々を用いて運気を呼び健康を祈る、という説まで・・・。いずれにしても、健康で長生きのためのめでたい習慣だから、素直に守り続けたいもの。
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by matutaka31 | 2014-12-22 15:18 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)
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Commented by hibochan at 2014-12-23 07:23 x
冬至 ユズ湯に入りカボチャ コンニャク
食べました ニュースで珍しい現象紹介されましたが
原理分かったような
Commented by tetsu807-2 at 2014-12-23 11:24
19年に一度の「朔旦冬至」私は今まで4回くらい通過
して来たことになりますが、例年のように過ごしてきました。
解説によるとそれなりに意義がある冬至、私にとっては
最期の「朔旦冬至」素直に明るい希望を抱いて過ごしたいと
思います。


Commented by matutaka31 at 2014-12-23 21:37
hibochan さんへ
私は、柚子湯に入り、カボチャとコンニャクを食べました。
これですっきり!です。
昔の風習も、科学的に理に叶ったことが多く、大切に
引き継ぎたいものがたくさんありますね。
Commented by matutaka31 at 2014-12-23 21:41
tetsu807-2さんへ
私にとっても、間違いなく、もう一度・・・はない
冬至です。
そんな目出度い冬至にめぐり合えたことは、幸せだと
思います。
元気で長生き、良いですね。
Commented by taminamikawa1 at 2014-12-28 20:08
寒いこの冬場に柚子湯でゆっくり浸りながら、
疲れを取り、リフレッシュできますね。
ところで、素人の一句を・・・。
「冬至には 柚子湯に浸り ほっこりと」
Commented by dojyou38 at 2014-12-28 22:35
まだこれから本格的な寒さ・厳冬期に向うのでしょうが寒がりの私は冬至を前向きに捉え、
この日を期して日が長くなり春遠からじと思うようにしています。
次の節気・立春を待ちわびております


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