忘れてはいけない広島・長崎

 私は、「日本が経験した世界で唯一の原爆被害そして忌まわしい戦争の体験」を、絶対に風化させてはいけない!そのため我々が体験した事実を、後世に正確に伝えなければならない、との思いを今ほど強く感じたことはない。
 今の政治を見ていると、私が子供の頃経験したあの悲惨な思いにつながるような、かって日本が歩んだ道と同じような道筋が、次第にはっきり見えてくるようだ。そしてその幾つかの曲がり角に「徴兵」とい言う道標が見えてくる。
しかもその道を歩くのは、我々高齢者ではなく、今の若い人たちと子供たちなのだ。

 あれから今年は70年目という節目の年だからか?否!決してそうではない。

 私は退職した65歳のとき、パソコンを勉強したいとの思いから「シニアネット福岡」の会員になり、ホームページ作成講座を受け、拙い自分のホームページを立ち上げたことがある。
 そのような経過から、厚かましさにも程があると思いながらも、福岡市原爆被害者の会(会員約940名)のホームページの立ち上げを手伝うことになった。
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福岡市原爆被害者の会 top ページ


 プロに依頼すればもっと素晴らしいホームページが出来ることは分かりきったことだが、会員が爪に火を灯すような気持で納めてくれる会費で運営する、ボランティア団体には叶うはずもない。
 被爆体験を絶対に風化させてはいけない!原爆の悲惨さ・非人道性を後世に正確につなげなくてはいけない。
 書き物にして残すのも大切だが、これから先、若い人たちに伝える手段として、ホームページが絶対に必要。そんな思いが、知識も手法も未熟であるにもかかわらず、私の背中を押してくれている。

 そして3年半過ぎた今、自ら手がけたホームページのリニューアルに取り組んでいる。

 先日連休中の1日を、仲間の協力を頂きながら、「伝えたい私の被爆体験」のページを更新した。
 更新に当たって特に気を遣ったのは、一人でも多くの人々に「被爆体験」を読んでもらいたい、そしてその内容を心に刻んで欲しい!、という点だった。

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 「伝えたい私の被爆体験」の書き出し

 いろんな人たちの意見を聞いた。そしてアイディアも頂いた。
 お陰様でこれまでとは一味違う内容になったのではないかと、自画自賛している。
 でもこれで良し!とするつもりは毛頭ない。

 果たして、どれだけ多くの人々に読んで貰えるか、原爆の悲惨さを分かってもらえるか、そして核兵器廃絶につながってくれるだろうか、気になるところである。

 このブログを開いてくださった方、「伝えたい私の被爆体験」の、どなたの分でも結構です。悲惨な被爆体験を読んでいただきたいと思っています。
 


  私の拙いホームページ「戦争・被爆体験を語り継ごう」
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by matutaka31 | 2015-05-08 14:24 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)
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Commented by dojyou38 at 2015-05-12 12:11
以前から原爆は要らない、戦争をする国になってはいけないと漠然と思っていましたが、
今年になってからは益々その思いが強くなりました。
そうさせたのは現政権の近頃の政策です。
若い人、と言っても学生だけでなく社会人もですが危機感を持たないのは、
学校で近代史を習っていないから、日本がどのような経過をへて、
太平洋戦争に突き進んだかを知らないからだと思います。
政府・政権は意図的に近現代史を教えないようにしているのではとさえ考えます。
Commented by matutaka31 at 2015-05-13 09:55
小学校の高学年生を対象に被爆体験を話しますが、
日本がアメリカと戦争したことが信じられない、と驚く子供が
多いのに驚かされます。
正確な歴史認識の欠如が、今後の日本のあり方を誤るのではないかと
心配になります。
また、外国の信頼も生まれないでしょう。
Commented by taminamikawa1 at 2015-05-13 22:42
戦後70年になり、被爆者も高齢者になっていき、
被爆体験者もだんだん少なくなっていきますが、
被爆の恐ろしさ・悲惨さを後世にいかに伝え・残していくかが
課題になってきますし、大切ですね。
これらの課題を実体験者として、実行されておられる
matutaka31 さんに頭が下がる思いです。
Commented by matutaka31 at 2015-05-13 23:19
taminamikawa1 さんへ
励ましていただき、ありがとうございます。
風化が思い外早く進んでいるのが気がかりです。
二度と過ちを繰りかせさによう勤めるのが、我々経験者が果たすべき
課題だと思って行動しています。


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