ただ今1個

 大分県市の高崎山の猿に餌付けが始まった頃、火野葦平の小説に『ただいま零匹』があったことを思い出す。
 今日の話題は猿ではなく、我家の猫の額ほどの庭に木の形だけは大きく育ったザボンの木に、今現在見つけたザボンの数である。
 
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今年はゼロかと思ったら、1個だけ見つかった。 右側の元気の良い葉は八朔


 もう十数年前、庭先に柚子の木を植えた。
 丁度その頃、退職した後是非やりたいと思っていた園芸に現を抜かしていて、庭木に接木、芽接ぎを試してみる気になった。
 柚子の木にザボンを接いでみよう。
 1本の木に柚子とザボンが鈴なりに・・・しかも居間から目と鼻の先に。夢のような光景が浮かぶ。001.gif
 そう思うと、迷うことなく即実行!

 あれから十数年、夢見た自然の恵みの光景は何処へやら・・・002.gif
 柚子の枝は、ザボンに精を奪われたかのように元気がなく、柚子の実も1~2個と寂しい限り。
 ザボンは、木の勢いは良いが、実が成らない。毎年数個!しかもあまり美味しくない。

 柚子にしてみれば、正に「軒先を貸して母屋を取られる」の格好!
 私には、「二兎を追うものは一兎も得ず」を地でいった典型的な事例に!
 
 ならば、ザボンの勢いを止めて柚子に勢いをつけてもらおうと、この春、ザボンの枝を思い切って剪定した。
 その結果が、「ただ今1個」  でも柚子は姿がない。007.gif
 思うようにならないものだ!
 花や野菜は、愛情を注げば注ぐほど、立派なものが出来る。
 なのに何故? あ~奥が深~い!なんて言ってる場合じゃない!
    要は勉強いや経験不足! 
 
 
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by matutaka31 | 2015-07-12 07:20 | 思いのまま | Trackback | Comments(4)
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Commented by taminamikawa1 at 2015-07-13 23:00
果物の木を育て、実を付けさせることが、いかに難しいかという事例ですね。
野菜に比べて難しいようですね。
Commented by matutaka31 at 2015-07-14 23:26
taminamikawa1 さんへ
セオリーどうりにやれば問題ないのでしょうが、なにせ素人の
悲しさです。
でも、何とかしようと思って努力すれば、克服することは
可能でしょう。
Commented by dojyou38 at 2015-07-15 16:34
接木をやった経験ありませんが、
接木のやり方によってはこのようになるのですね。
野菜の苗では様々な接木がありますが、
専門家が随分試行錯誤した結果なんでしょうね。
Commented by matutaka31 at 2015-07-15 23:00
dojyou38 さんへ
普通の接木は、親木も接木も両立するのですが、この場合は
説明がつきません。
人間だけでなく、植物の世界も奥が深いようです。


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