今年の「語り部」ボランティア活動

 「戦後70年」、「被爆70年」の文字が躍った2015年も、あと50日足らずになってしまった。
 節目の年を過ぎたとは云え来年も、「戦争・被爆」は風化させることのないよう、引き続きマスコミの報道に期待したい。

 さて先週、今年最後の「被爆体験を語り継ぐ」語り部のボランティア活動だった。
 中学校2年生170名を対象にした平和教育。
 プロジェクターで映像を映しながら約1時間の被爆体験報告。
 生徒のみなさんが終始真剣に聞いてくれたので、私にとって今年1年を締め括るに相応しい印象に残る学習会になった。
 これから先、生徒さんたちが平和とは何か、平和の尊さ・大切さ等を考えるとき、被爆の悲惨さ、核兵器の恐ろしさを思い出してくれることを願っている。

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 今年、私の被爆体験を話す機会は、小学校5回、中学校1回、大学3回の計9回。

 どの会場でも生徒さんたちの真剣な眼差しを見るとき、「この子達に戦争や原爆を二度と経験させてはいけない」との思いが一層募る。 
 
 そして、生徒さんたちが真剣に話を聞いてくれたことに感謝すると同時に、語り部を続けてよかったと、心から満足している。  (写真は某小学校での体験発表の様子)

 
 今年も多くの生徒さんの感想文を、沢山読ませていただいた。
 生徒さんが私の体験談を素直に聞き取ってくれていること、そして平和の大切さを心から願っていることに触れる度に感動させられる。

 またいつもの事ながら、会場(教室)を出るとき温かい拍手や大きい声で「ありがとうございました」と挨拶してくれるとき、そして感想文を読んだときの感動は言葉で表すことが出来ないほど大きく、この語り部をやって良かったと遣り甲斐を感じると同時に、一方では責任の重さを思い知らされる瞬間でもある。

 今年最後の語り部活動が終わって、ほっとした気持ちで歩いた大濠公園の秋の景色は、いつもと違って私の目に美しく映った。
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秋の気配が深まる大濠公園

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by matutaka31 | 2015-11-12 22:52 | 思いのまま | Trackback | Comments(2)
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Commented by taminamikawa1 at 2015-11-13 20:26
教育は100年の計と申しますが、小中学生へのボランティア活動は必ず、将来に活かされ、実を結ぶことでしょう。
Commented by matutaka31 at 2015-11-14 14:35
taminamikawa1 さんへ
喉元過ぎればなんとやら、今の日本は70年前の惨状を忘れ去った
かのような印象を与えます。
外国人も驚くほどだと言います。
子供たちが平和について真剣に考えてくれることが、
戦争と原爆の惨禍を風化させないことにつながると信じています。


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