10回目を迎えた「ひょうたん池まつり」

 10回目を迎えたわが町の小さな「ひょうたん池まつり」は5月7日、野外での行事だけに天気がどうなるか気をもんだが、幸い曇りのち晴れの好天に恵まれ、風薫る青空の下、500人を超す大勢のお客さんに心行くまでまつりを楽しんでいただいた。

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栴檀の若葉の緑が濃くなった、ひょうたん池まつり会場入り口


 町内でボランティア活動をしている「ひょうたん池花クラブ」と「ベスタ」が共同して行う、この小さな「ひょうたん池まつり」は、今年で10回目を迎えた。
 10年前、果たしてどうなるものかとあれこれ気をもんだ挙句「やってみよう!」と手作りのまつりに挑戦したのが始まり。あれから10年経った。その間あれこれ試行錯誤を繰り返し、町内の方々はもとより、ひょうたん池を管理する福岡市や地元の水利組合にも支えられ、今や町内での年中行事として喜ばれる祭りに成長してきたことを素直に喜びたい。
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橋の上から、鯉に餌をやっている


 ひょうたん池は自然共生型ため池として11年前に市が整備した小さなため池で、今では地域住民の憩いの場になっている。その自然に恵まれた小さな池の周りの狭い場所を利用するまつりだから、「狭いながらも楽しいまつり」にしようと、花クラブとベスタの会員が揃って創意工夫を重ねてきた。
 「ひょうたん池をを触れ合いの場として町内の方々に楽しい一時を過ごしてもらおう」、そんな思いをスタッフ全員が共有できているから、いつもの事ながら和気藹々のうちに準備も進んだ。
 そしてまつり当日は各自夫々自分の持分をしっかり果たしていくので、スムースに進行でき、トラブルもなく楽しいまつりを終えることが出来た。お客さんとスタッフ共々お互いに心から感謝し合い、そして喜び合えたまつりであった。
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花・野菜苗の販売コーナー

食器の底に穴を開けて植木鉢としてリユースしようと売り出したが、関心はイマイチだった。苗を植えて商品化するなどの工夫が必要だとの教訓を得た
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バザーコーナー

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飲食コーナー


 最近では、町内会の役員の方々が当日応援に駆けつけてくださるようになったし、市の3Rステーションも積極的に支援してくださるなど、我々だけでは為し得ない部分を応援して下さるので、街ぐるみの中身の濃いまつりに一歩一歩力強く近づいているようで、5年後・10年後はどんなまつりに成長するのだろうかと想像するのも楽しい。

 このまつりを通じて最近感じることが幾つかあるので、10回目の節目に当たり、幾つか記してみよう。

 最近の子供たちは、我々が子供の頃自由奔放に遊びまわっていた頃とは違い、本来好奇心あふれる年代なのにゲームや塾通いに明け暮れしているように思われるが、まつりに集まった子供達は、ジャブジャブ池の中を無我夢中で魚を追っかけたり触ったり水をかけ合ったり、多肉植物を熱心に植え込んだり、牛乳パックで絵葉書作りに挑戦したり、押し花を夢中で作る等々、いわゆる子供らしさを素直に現していた。
 こんな子供らしい姿を見ていると、このまつりが子供たちに子供らしさを体験できる貴重な一時を提供していると思えて、良かったな~と密かにほっとする瞬間である。

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ジャブジャブ池で、無邪気にはしゃぎまわる子供たち


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熱心に多肉植物の寄せ上に取り組む


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牛乳パックを利用してはがき作りに挑戦


 ダンスや踊りの舞台に出演していただくグループの方々は、ボランティア精神で快く参加してくださり、まつりを盛上げていただくので、本当にありがたい。感謝!感謝!。
 また池の近くにお住まいの方が、出演者の着替えのために家の部屋を開放して頂き、また駐車場を提供して頂くなどまつりを陰で支えてくださり、本当にありがたいことである。
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可愛いキッズダンス


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恒例になった手話ダンス


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今年は初めて、ひょっとこ踊りを披露してもらった。大喝采!
また、男性グループによる踊りも初めてのこと!


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 もう一つ今年は、「熊本地震」の被災者への義援金をお願いした。
 多くの方々も募金して下さった。綿菓子のコーナーに来た子供たちは、喜んで代金を募金箱に入れてくれた。寄せられた募金は、まつりの売上金の一部を加え、福岡市役所を通じて熊本の被災者へ届けることにした。




 スタッフの皆さんは、自分の役割に集中しなければならないので、祭りの雰囲気を味わうまでにならず気の毒である。
 でも夫々の持分で、お客さんと笑顔で接することが出来る喜びがあり、その雰囲気は自ずと伝わっていると思われる。一時の疲れは心地よい疲れに変わり、きっと来年のまつりに密かに思いを馳せていることだろう。
 来年もまた、楽しいまつりが出来ることを祈念しつつ・・・。

お・わ・り

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by matutaka31 | 2016-05-08 18:01 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)
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Commented by hibochan at 2016-05-09 07:00 x
まさに手作りの祭り
地元民も楽しみなのでは 長く続けていきたいもの
意外と子供たち自然が好きなようです
Commented by matutaka31 at 2016-05-09 13:23
hibochanさんへ
手作りのまつりだけに、親しみが湧きます。
またお客さんも、手放しで喜んでくれます。
子供たちの天真爛漫な行動を見ていると、人間は元々自然に親しむ
動物だということを改めて認識させられます。
そんな機会が少なくなっている、街の子供たちが可愛そうに思います。
Commented by dojyou38 at 2016-05-09 18:42
第10回ひょうたん池祭り大盛会だったとのこと、本当におめでとうございました。
地域のボランティアグループが自主的に始めた祭りとも思えない規模と人気ぶりがブログに現れています。
準備が大変だったことでしょうが、予想以上の参加者とその喜ぶ姿に疲れも吹っ飛んだことと思います。
本当にお疲れ様でした。
Commented by matutaka31 at 2016-05-10 11:30
dojyou38さんへ
ありがとうございます。
関係者が目的を共有すると、普段無理ではないかと思うことも
意外にクリアーできることを実感します。
皆さんの笑顔が、最大の喜びで且つ遣り甲斐を感じさせてくれます。
Commented by tenpai8 at 2016-05-10 17:39
あれからもう10回目とは! 祭りの様相も、人の動きも
会場の景色も、すべてが様変わり。
大発展の地域祭 ですね。
雷山からの伏流水も シアワセの水になりました。
Commented by matutaka31 at 2016-05-11 14:04
tenpai8 さんへ
おかげ様で、年々進化してきたように思います。
ひとえに会員はじめ関係者が目的を共有できたことだと思っています。
集まった皆さんの笑顔が、全てを物語ってくれました。
Commented by taminamikawa1 at 2016-05-14 20:51
地域の皆さん参加型の一大イベントで盛り上がり、お互いのコミニュケーションの場にもなっているようですね。
スタッフとしては参加された皆さんの笑顔と満足が最大の喜びですね。達成感もあるでしょうし。
Commented by matutaka31 at 2016-05-18 21:17
taminamikawa1 さんへ
参加された方々の笑顔が、なにより嬉しく、それまでの疲れが一気に
消えてしまいます。
来年も、もっと楽しい祭りにしようと、意欲が湧いてきます。


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