71年目の被爆稲

 長崎で71年前に被爆した稲の種を譲り受け、庭先で栽培し続けて早11年になる。その被爆後71代目になる被爆稲「物言わぬこの生き証人」の収穫時期を迎えた。
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よく見ると黒色の籾や空籾が目立つ
 

 相変わらず空籾が多い。
 何年経っても元に戻れないことは、被爆よって稲の遺伝子が損傷(変化)し、新たな品種として固定してしまったものと解釈せざるを得ない。自然繁殖する植物界ではどんな現象が起きているのあろうか。もしかしたら人が気が付かないところで、自然界の生態系が大きく変わっているのではないだろうか・・・。そんな疑問が湧いてくる。

 もし仮に、人間に被爆稲と同じような影響が出ると仮定すると、恐ろしいことになる。人の一世代はおおよそ30年だとすると、現在は被爆後2世代過ぎたばかり。今後全く影響が出ないと言い切れるのだろうか。被爆者が一番不安に思うことである。
 
 被爆71年!もうこのようなことは、忘れてしまいたい、時にはそんな衝動に駆られることもある。
 でも子や孫、ひいてはその先に生き続得ける人たちの健康と平和な暮らしを考えると、ひと時も忘れることはできない!
 このような核兵器が2度と使われるようなことがあってはならないのだ。
 また平和利用という大義のもとに続けられている原発も、核の危険にさらされることには変わりない。
 一日も早く核兵器・原発をこの世から無くしてしまう運動を止めるわけにはいかない・・・。また来年も被爆稲を作り続けることだろう。
お・わ・り

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by matutaka31 | 2016-10-19 17:17 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)
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Commented by taminamikawa1 at 2016-10-19 22:14
被爆稲を作り続けることに意義があります、たとえ、空稲穂や黒っぽい稲穂でも・・・。
原爆禁止は言うまでもありませんが、原発もなくし、再生可能エネルギーの推進を図りたいですね。
Commented by hibochan at 2016-10-20 07:51 x
あれから七十年あまり
子孫を残す生命力に驚きますが
黒籾や空籾が多いとのこと遺伝子が破壊されてるのでしょうか
Commented by matutaka31 at 2016-10-20 09:58
taminamikawa1 さんへ
普段は核のことは忘れがちになりますが、毎年このように
異常なコメを目の当たりにしますと、核兵器だけでなく、
核のの怖さを思い知らされます。
Commented by matutaka31 at 2016-10-20 10:02
hibochanさんへ
専門的にはわかりませんが、どうやら遺伝子が損傷して別の品種として固定してしまったのでではないでしょうか。
考えれば考える程、恐ろしいことです。
Commented by dojyou38 at 2016-10-23 10:49
今年も稔ったのですね。
被爆の恐ろしさ・凄さを伝え続ける証しを携えて。

北朝鮮など核兵器の拡散が気になるところですが、
一方日本では原発反対の知事が続けて当選・登場してきています。
この流れが国政にも反映されるよう続けたいものです。
そして、ドイツのように全面的に原発廃止になればよいと思います。
Commented by matutaka31 at 2016-10-23 23:09
dojyou38 さんへ
ドイツに続いて台湾も原発ゼロの目標を掲げましたね。
少しづつ国際的な反原発の動きのうねりが大きくなりつつあるようです。
それにしても北朝鮮の動きは、困ったものですね。


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