今日11月29日午後、太極拳教室が終わった後久しぶりの好天に誘われ、ウォーキングを兼ねて天神界隈の紅葉を約1時間かけて観て回った。
福岡市の中心部天神界隈は、天神中央公園の樹木の外街路樹が多いところで、四季の変化を街中でも感じることが出来る場所でもあるが、そのことに気が付いていない人も多い。もっとも天神界隈で紅葉狩りなんてことを考える人はいないだろうけど・・・
歩いたコースは、地下鉄中洲川端駅側の博多リバレインから北に向かって昭和通りに出て西中洲の方へ。左に中洲を眺めながら更に西へ。
昭和通りから西中洲方面、正面のビルの左側は夜になるとネオンが輝く中洲界隈
橋のたもとの街路樹は、少し色づいていただけで、紅葉には程遠い状態。ここからの眺めは、わたしの好きなスポット。
天神中央公園の桜並木
南へ方向転換して、アクロスのある天神中央公園へ。春には素晴らしい景観を醸し出すこの桜並木は、もう紅葉の時期は過ぎて、地面には落ち葉の絨毯が出来ていた。
この川べりの散策道は、雑踏を忘れさせる静かなスポットで、私のお気に入りコース。
アクロス山
天神に突然姿を現す「アクロス山」と言っても、ビルの斜面に植樹したもの。
高さ60m、809階段、約4万本の木々が茂る都心の森。一回りするのに約30分かかる。
この中にある櫨の紅葉がきれいだから、登ってみようかと一瞬思ったが、別の機会を楽しみにすることにして、今日は遠くから眺めることにした。
市役所の側の街路樹銀杏は見事に紅葉していたが、道行く人たちはスマホに夢中だったり、仲間との談笑やうつむき加減に足早に通り過ぎる人ばかりで、紅葉を観て楽しむ風流な人は誰一人いなかった。もちろんそんな場所ではないのだが、・・・。
警固公園
ここは新たに植樹した楓?が少し色づいていたが、人の目を引くような存在ではなかった。
警固神社
警固公園に隣接している警固神社の境内には、大きな銀杏の木があり、見事に紅葉していた。
神殿と隣の大型ビルの狭間になり、果たしてどれだけの人がこの見事な紅葉に気付いているのだろうか、ともったいないような気になってしまった。
お・わ・り