ニオイバンマツリの花が咲いた

 前にもマイブログで紹介したことがある「ニオイバンマツリ」の花が今年も、庭で独特の芳香を辺り一面に漂わせている。

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 このニオイバンマツリはもう十数年前、匂いの良さに魅せられ鹿児島から鉢植えを買ってきたもので、庭に定植してからずっとジャスミンのような香りをまき散らしている自慢の木。

「ニオイバンマツリ」は、漢字で書くと「匂蕃茉莉」となる。 バン(蕃)は外国、マツリ(茉莉)はジャスミンのこと、でもジャスミンの仲間ではなくナス科の植物。
 原産地はブラジル、アルゼンチンなど南アメリカ、
 そして英名は「Yesterday-today-and-tomorrow」

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 この花を初めて見る人は、この木は紫と白い花が同時に咲くのだと思いがちだけど、この写真のように、蕾はみんな紫色をしていて、開いた花は濃い紫、そして薄紫、白と様々に変化していく。  
 英名のYesterday-today-and-tomorrow(昨日・今日・明日)は、言い得て妙。

 めったに書かない花言葉を紹介しよう。
 花言葉は、『浮気な人』『夢の名』『幸運』『熱心』

 ニオイバンマツリの日ごとに変わる花色から、気持ちが移り変わる様子が連想されて、「浮気な人」という花言葉が付けられたのかも。

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この時期我が家の生垣にはもう一つ、「バナナの‭匂いを放つ カラタネオガタマ(黄心樹・招霊木・バナナツリー)がある。

思いがけず漂うバナナの匂いに心を奪われ、道行く人が必ず足を止めて辺りを見渡す。

別名 :黄心樹・招霊木・バナナツリー

春~初夏にかけて、5枚の花びらを付けた香りの強い花が咲き続ける。



そしてもう一つ忘れてはいけないのに、芳醇な香りの「ミカン」の純白な花がある。

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ボンタンの花、今年は幾つ実ってれるのだろうか

この香りトリオのお陰で、我が家の庭は今、自然の芳香に包まれている。
でもその主は、もう後期高齢者。
芳香は出なくとも、加齢臭だけは出さないよう心掛けよう。105.png

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by matutaka31 | 2017-05-12 15:13 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)
Commented by hibochan at 2017-05-13 08:35 x
ニオイバンマツリ カラタネオガタマ初めて知りました 匂いか素晴らしいとの楽しみ
そろそろミカンの花この花の香もまさにジャスミン
Commented by taminamikawa1 at 2017-05-13 23:18
この花は見たことはありますが、名前は知りませんでした。
ニオイバンマツリと言うんですね。
Commented by matutaka31 at 2017-05-14 06:40
hibochanさんへ
カラタネオガタマは20年くらい前、屋久島に行ったとき
バナナの匂いに驚き、苗を買って帰りました。
その後枝を挿し木して増やしましたが、匂いの良さとは裏腹に
道路に落ちる花柄の掃除が大変です。
Commented by matutaka31 at 2017-05-14 06:45
taminamikawa1 さんへ
ニオイバンマツリは、花の紫色の変化を楽しめます。
適度に剪定すれば50㎝くらいの高さに保たれますので、
庭木としても適しているように思っています。
Commented by dojyou38 at 2017-05-14 08:56
ニオイバンマツリ、何処かで聞いた名前ですがしかとは記憶なし。
1本で3種の色に芳しい香りも、一石二鳥ならぬ1花4得ですね。
Commented by matutaka31 at 2017-05-14 09:39
dojyou38さんへ
この花の魅力は、蕾から咲き始めの濃い紫色だと思います。
白色になったときは、白は白でも朽ち果てる直前ですから、
あまり美しく見えません。
純白のバイカウツギが咲き始めました。
Commented by tenpai8 at 2017-05-14 18:32
ニオイバンマツリ、この花を妻がマツリカと言って貰ってきましたのが十余年前。花も白、青、紫、濃淡あり、おまけに控え目の匂いつき。
英語名はセンスありますね。
去年の大寒波で枯死しましたが、見事に蘇生して今年は、立派に咲き始めています。
Commented by matutaka31 at 2017-05-14 22:54
tenpai8 さんへ
仰るとおり、私が苗を買ったときも、「まつりか・茉莉花」という名前を
教えられました。
茉莉花は、全く別物のようですね。
ボンタンの花がいつものように一杯咲いていますが、
果たして幾つ実がついてくれるか興味深々です。
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