日本一周歩こうかい、津軽海峡を渡って青森へ

 インターネットバーチャル日本一周ウォーキングの2周目は、長かった北海道を後にして、津軽海峡を渡って青森県下北半島の「大間」から「むつ」に向かって歩いている。これからしばらくの間、想い出多い東北地方の旅となる。

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 6月中に歩いた距離は、126㎞。一日平均4.2㎞で、目標の4㎞を少し上回ったので、結果オーライ!101.png

 現職の頃東北での勤務経験はないが、東京にいた頃仕事の担当エリアだった関係で、度々訪れたところである。東北地方特有の忍耐強い人柄に加え海の幸山の幸も豊富で、仕事上で大変お世話になった方々も多く、話題には事欠かない地域である。

 仕事のことはさておき、その後の酒席でまず洗礼を受けたのが、珍味「ホヤ」の刺身とズーズー弁

 
 ご存じない方も多いと思うが「ホヤ」は、海のパイナップルと言われるほど東北地方では珍重されている海産物。とりわけ左党にとってはなくてはならない酒の肴。でも慣れない人にとっては、ちょっととっつきにくい代物。
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 海産物には目がない私だが、この「ホヤ」の刺身に出会ったときは正直なところ、箸がに動かなかった。「何故?どうして?」と問われても、なんとも言いようがなく、姿格好と匂いが本能的に抵抗を感じてしまっただけのこと。言うなれば〝食わず嫌い”の感覚に近いことかも知れない。

 仕事の関係で度々お世話になる方々との酒席だから、喜んで食べれるようにならなければと努力したが、その後東北を訪れる度にご馳走になったが、残念ながら進んで注文する気にはなれなかった。103.png
                 写真は、インターネットから借用した「ホヤ」



もう一つは、ご存じ「ズーズー弁」
 ズーズー弁はご存じのとおり、「し」と「す」、「ち」と「つ」およびその濁音「じ」と「ず」「ぢ」と「づ」の区別がない方言。
 今では日本中のどこに行っても、標準語と方言をうまく使いこなされるので、会議などでは何も困ることはない。 でもいったんお酒が入り座が砕けてくると途端に方言が飛び出す。
 方言を黙って聞いていると「それ日本語?」と言いたくなるほどの違いがあり、日本語と外国語を流暢にしゃべっているかのような印象を受けてしまうこともある。このことは多くの地方で経験することであるが、青森もその一つである。

 東北地方とりわけ青森県では、いったんお酒が入ると、このズーズー弁に津軽特有の方言が混じるので、私はもうほとんど聞き取れない別世界になる。

 みんな楽しそうに談笑しているが、何の話かさっぱり分からない。
 私一人が「蚊帳の外」的存在に。
 するとみんなが私の方を向いて、笑顔で語りかけてくる。
 最初は「何ですか」的な表情で応対するが、もう酒が回るとそんなことは関係なくまくしたてられる。
 そうなると、座を白けさせるわけにもいかず、私は訳もなく「作り笑い」でその場をごまかしているうち、何となく溶け込んだ気になってしまう。
 方言丸出しで屈託なく笑い合える雰囲気は、傍で見ていて気持ちが良く羨ましく思えてくる。素晴らしいことである。
 お陰様で私まで楽しい思いをした酒席だったことを今でも思い出す。

 もう40年近くも昔の思い出!

 仕事はハードで辛いことも多かった。でもその辛さを打ち消すような成果を出してくれた方々にも恵まれた。忘れることのできない思い出がいっぱい詰まった、なつかしい東北地方。その東北の旅がしばらく続く。
 あの頃お付き合いいただいた方々は、今も元気でお過ごしだろうか。それとも黄泉の世界だろうか。
 もう年賀状も途絶えて久しい。

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by matutaka31 | 2017-07-04 16:34 | 思いのまま | Trackback | Comments(10)
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Commented by yyyanoy at 2017-07-04 19:53
ホヤ!食べましたよ。
夫が青森勤務で数年、私も短期間住みました。
あのグロテスクな形そしてにおいと味はどう表現しますか?
でも抵抗なく・・・。
雪には驚きました、まともに玄関から出られなくて。
たくさんの思い出があります。
ずいぶん前のことで青函連絡船をつかって函館から青森まで渡ったこともありました。。
Commented by taminamikawa1 at 2017-07-04 21:47
北海道には2年ほど勤務しましたが、ホヤは食したことはありません。ホヤは刺身で美味しいとの由ですが、食べる機会がなかったのが残念です。
Commented by matutaka31 at 2017-07-04 22:47
yyyanoy さんへ
ホヤ、なんの抵抗もなく?食べられましたか。(^◇^)
あの匂いと味、複雑で表現のしようがありませんね。
青森で生活されましたか。
冬の寒さと雪の多さには、驚かれたことでしょう。
でも、いい経験されましたね。
Commented by matutaka31 at 2017-07-04 23:06
taminamikawa1 さんへ
ホヤは刺身で食べましたが、どうしても匂いが馴染めませんでした。
やはり九州の海産物に勝るものはありません。
とりわけ玄界灘の魚介類の味は、絶品ですね。
Commented by hibochan at 2017-07-05 07:23 x
楽しい東北の思い感じられました
東北縁遠く松島と十和田二回のみ
ホヤ食べてみたい
ハタハタと盛岡わんこそば思い出があります
ようやく四国も終わりそろそろ岡山
Commented by matutaka31 at 2017-07-05 09:41
hibochanさんへ
ホヤを食べるなら、東北に行かなければなりませんね。
鮮度の落ちたホヤ程、まずいものはありませんから。
もう行く機会がなくなったからでしょうか、昔のことが
なつかしく思い出されます。
岡山のキビだんごの味を楽しみながら、歩いてください。
Commented by tenpai8 at 2017-07-06 09:22
日本で最難解弁は津軽弁と薩摩弁、南北の両雄でしょう。東北でも津軽弁は格別で日本語離れでした。
アサムシ温泉で飲んだ日本酒は忘れられない味ですね。夢よ、もう一度!!

Commented by dojyou38 at 2017-07-06 10:08
2回目の北海道攻略できましたか、お疲れ様でした。
私は襟裳岬に向っています。
東北・北海道を旅行してホヤを食べる機会がありましたが私も箸が出ませんでした。
東北の方言私にも思い出があります。
高校の頃、ある団体の全国会議で知り合った一関の方の自宅に泊めてもらったことがありますが、
お婆さんの言葉が全く分らず、その高校生に通訳してもらいました。
日本1周歩こう会、色々なことが思い出されてたのしいですね。
Commented by matutaka31 at 2017-07-06 11:18
tenpai8 さんへ
仰るとおり、津軽弁と薩摩弁は本当に難しいです。
薩摩弁は、お付き合いの期間が長かったので、大分解るように
なりましたが、津軽弁はさっぱりでした。
東北の温泉巡り、夢よもう一度ですね。(^◇^)
Commented by matutaka31 at 2017-07-06 11:23
dojyou38さんへ
日本一周2回目は変則スタートでしたので、今青森ですが、
間もなくdojyou38さんに追い越されるでしょう。
この日本一周は、日ごろのウォーキングの目標になるだけでなく、
昔の思い出が蘇るという点でも楽しめます。


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