菜園仲間と過ごす楽しいひと時

 大きな葉っぱに隠れるように、控えめに咲いている可憐なこの花。通りすがりに畑の中を覗いてみても、多分目に留まることはないだろう。

菜園仲間と過ごす楽しいひと時_b0008825_15353516.jpg

 この人目につかない可憐な花は、実は、のちに日本の正月にはなくてはならない一品「丹波の黒豆」を稔らせる。

 先日、この「丹波の黒豆」作りに挑む3人衆が共同で、放って置けない害虫、カメムシ・ハスモンヨトウの防除を行った。

菜園仲間と過ごす楽しいひと時_b0008825_15365366.jpg

この「丹波の黒豆」作りに挑む3人衆とは、菜園に井戸を掘り本格的に菜園を楽しむ先輩を中心に、同じ思いの、技術畑の出身で何かにつけ研究熱心なもう一人と私の二人が加わった3人のこと。
 素人の私にとって、栽培方法の指導をしていただきながら、水不足の心配をすることなく丹波の黒豆作りを楽しめるので、このお二人の存在は大変ありがたい。

 この丹波の黒豆は、普通の黒豆と違って、気難しいお豆さん。 普通の黒豆作りは、私の技術と経験でも難しいことはないが、この丹波の黒豆は一筋縄ではいかない難しさを、素人の私に突き付けてくる。

 今年の雨不足時にも、井戸水を潤沢に使わせてもらえるので、ひでり知らずに順調に生育している。もし自分の菜園で、この丹波の黒豆を作っていたら、今年の雨不足では収穫は見込めないだろう。
 
 お陰様で、趣味が取り持つ縁で、これまでの家庭菜園では味わえなかった新たな一面に挑戦することができ、これまでに増して楽しいひと時を過ごすことができて本当に有難い。感謝!

 実はこの3人衆とは別に、現職の頃は全く縁のない人たち3人と一緒に、私は家庭菜園を楽しんでいる。
 どちらのグループの皆さんも同じ思いで菜園を楽しむ人たちだから、もっぱら野菜を作る楽しさ、収穫の喜びを味わいながら、時には鍬を持つ手を休めての菜園談議に花を咲かせて、お互いの健康増進に一役買っている。 
 菜園仲間の素晴らしい人生に 乾杯!

==================================




by matutaka31 | 2017-08-29 15:41 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)
Commented by tenpai8 at 2017-08-29 17:57
もの言わぬ 
   クロマメ今年も
      語る友
菜園で
  今日また まめと
    語り合い
      駄句雑句菜園だより
  
Commented by matutaka31 at 2017-08-29 21:23
tenpai8 さんへ
日々成長する姿を見ると、限りないエネルギーを感じ、
夢が膨らみます。
去年と同じように作っているつもりでも、成長する様子はかなり異なるようです。奥の深さを実感しています。
Commented by hibochan at 2017-08-30 07:37 x
菜園作り生育の楽しみもありますが
同志との会話仕事そっちのけでおしゃべり
井戸端会議ならず畑端会議
いよいよ明日蕎麦の種まき
台風が気がかり
Commented by matutaka31 at 2017-08-30 13:51
畑端会議も楽しいですね。
菜園で体を動かしているときもみんなで雑談しているときも、
不思議と外の余計なことをすべて忘れています。
この空っぽになるのが、健康に良いのだと思っています。
Commented by dojyou38 at 2017-08-30 15:00
これが丹波の黒豆の花ですか。
鮮やかな可愛い花ですね。
丹波の黒豆は豆の中でも一番高級なで、
連れ合いは正月前に高くなった高くなったと
毎年買う量を減らしているようです。
Commented by matutaka31 at 2017-08-30 20:57
dojyou38 さんへ
黒豆の中でも一回り大きい丹波の黒豆は、栽培してみると、
値段の高いのがよくわかります。
それほど気難しいお豆さんです。
この豆を作り始めてから、正月の黒豆の味の感じ方が
変わったように思います。
Commented by taminamikawa1 at 2017-09-03 15:13
家庭菜園と言うより、消毒されているさまは、まさにプロの
農家さんですね。
暑い盛りも手を抜くことなく、育てられてこそ、
美味しい丹波黒豆が収穫できるのですね。
Commented by matutaka31 at 2017-09-04 09:23
taminamikawa1 さんへ
栽培環境がきびしい時ほど、管理の良し悪しが収穫の質・量に
影響しますので、手を抜けません。
農業は、思いの外難しい事業だと思い知らされています。
それだけに、遣り甲斐もあります。


名前
URL
削除用パスワード


<< 日本一周ウォーキング、ただ今八... 「ギックリ腰」を忘れた >>