先日太宰府市で行われた、日本健康太極拳協会福岡県支部主催の研修会に参加した。
研修会の内容は、日本健康太極拳協会理事長による、太極拳技法の解釈と実技講習。
この種の研修会は、協会の最高レベルの話とその実技講習を受けられるだけでなく、多くの教室からいろんなレベルの人が大勢参加するので、自分のスキル度合いを知る機会でもある。そのため私は、なるべく参加することにしている。
楊 進理事長による実技指導の一コマ 参加後の感想は、太極拳の奥の深さを改めて実感!!自分の未熟さを再確認!!この一言に尽きる。
習い事に、終わりはない。
全てのことに通じることだが、習い事の基本を身につけることは容易ではない。私が長年続けている健康太極拳についても、今更ながらそのことを痛感している。
その太極拳でも外のスポーツと同じように、一つ一つその動作には夫々の意味がある。その動作の意味は頭で理解できても自分の体が思うように動かなければ、本当にその動作の目的や効果を身につけたことにはならない。
なんとかものにしよう! そう思いながら、くり返し練習を重ねることの連続。
やっとのことでクリアーできたと思っても、次々に新たなハードル、難しい技が立ちはだかる。
それをなんとかクリアーしようと、また集中する。
目の前に美味しいニンジンがぶら下がり、なんとしてもそれを食べたいと追い求める・・・、そんな心境かも知れない。
頭では解っていても体が反応しない。実感が伴わない日が続く。
こんな難しいことは、どだい俺には無理なことだ! そう思いながらも、なんとか身につけたいものだと、追い求める。うまくできたときの快感がそうさせるのだろう。
追い求めた結果、自分なりに実感するものがあれば、それは私にとって達成感でありかつ健康に役立っているに違いないことだとの確信につながる。 そのことが楽しさにもつながる。
この繰り返しがエンドドレスに続く・・・。
私が目指す太極拳は、ただ太極拳が上手になることだけではなく、自分の健康に良い効果をもたらす健康太極拳だから、健康でありたい気持ちが失せない限り続くことだろう。
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