地域住民によるボランティア団体「ひょうたん池花クラブ」の活動の一端をご紹介します。
ひょうたん池は、私が住む福岡市西区泉地区内にあるひょうたんの形をした小さな湧水溜池で、今まで水田の水供給溜池として大切な役割を果たしてきたのです。
でも最近急速に市街化が進み、その役割も大きく変わろうとしています。
福岡市では、この池を自然共生型の溜池として町内の憩の場になるよう改造すると同時にその後の管理は地元住民で行うよう呼びかけてきました。
泉東町内会では、数回にわたるワークショップを行った結果、市の意向にそって町内の憩の場にしようと決め、2年前から有志で花壇整備をすることにしたのです。そのような経過で、「
ひょうたん池花クラブ」が生まれたのです。そしてその活動を開始して1年半が経過しました。
活動の目標は、ひょうたん池を訪れる人々の心を和ませるよう四季折々の花を咲かせることです。でも最近では、ただ単に花で飾るだけでは魅力に欠けるので、何か特徴を持たせることが必要だということに気がつき、その特徴つくりが課題になってきました。
その特徴作りに一役買っているのが、花菖蒲と紫陽花があります。昨年四国の菖蒲園から取り寄せた株を中心に、有志から提供いただいた秘蔵の株を加え、現在100株を超える花菖蒲園が水辺に出来上がりつつあります。また、紫陽花は会員の方かた提供いただいた苗を中心に、近くの有志の方から提供頂いた苗を合わせて約50株の紫陽花園が出来つつあります。
現在18名の会員が心を一つにして毎週1回合同作業を行う他、夏季(7/中~10/中)原則として毎日、3人一組の班を編成して水遣り作業をやっていますが、楽しい雰囲気の中で協力して頂いています。
その活動の様子を、随時ブログで紹介しようと思い立ち、この2月からブログをアップすることにしました。カテゴリーは、「活動内容」、「クラブの生い立ち」、「ひょうたん池」の3部からなります。
内容は、ありふれた活動の様子に過ぎませんが、これから実績を積み重ねていくつもりです。活動経験豊かな諸先輩からご覧になると、まだまだ幼稚なものに見えると思いますが、小さなボランティア活動の事例としてご笑覧頂き、これから先、ご指導・ご意見を頂ければ幸いです。
このたび私達の地道な活動を市当局に注目していただき、5月1日号「ふくおか市政便り」の西区版に「ひょうたん池花クラブ」の活動の様子が掲載されました。同時に「ひょうたん池花クラブ」のブロッグを、
福岡市のホームページにリンクしていただきました。
リンク先は福岡市のホームページ「西区まるごと博物館」(西区まるごと博物館ホームページ )の「市民の活動は西区の宝」この中に「ひょうたん池花クラブ」があります。