映画鑑賞 [2006-12-02]

「椿山課長の7日間」を観て
  朝日新聞に連載されていることは知っていたが、実は読んでいなかった。でも読んでいなかったことが、この映画を驚きと感動をもって観ることが出来たと思う。

 突然死した働き盛りの中年男が、初七日までの3日間だけ、「あの世」から「この世」によみがえることが許される。この世に戻ることが許されたのは、椿山課長の他にやくざの親分、やくざの金で育てたくないと思う親が施設に預けた子供の3人だけ。
 この世に戻ってみると、そこには思いもよらぬ事実が、・・・家族の秘密が、親子の愛情が、やくざ社会の仁義が、次々にコミカルに展開していく。
 とりわけ、施設に預けられた子供が両親と対面したとき、母親が実の子供を抱きしめる場面は、一言のせりふもなく母の愛情が見事に演出されていて、実に見ごたえがある。

 「これを観ると、きっと死ぬのが怖くなります」と予告編でいっているとおり、現代の深層を見せ付けられているようで複雑な気持ちになる一面もあるが、むしろ私には、死というものに対する恐怖感・不安感とは違った安楽の「あの世」を想像させてくれる映画であったように思う。
 観終わってみると、悲惨・悲壮感はなく、むしろ爽快感が残る楽しい映画であった。
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by matutaka31 | 2006-12-02 22:52 | 思いのまま | Trackback(1) | Comments(0)
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