またやってしまった! 年の瀬も押し迫った12月31日の午後、ぽかぽかの小春日和に誘われ、孫達と一緒に近くの今津運動公園に出かけたときのことである。
子供達の精力的な動きについてゆけない私は、何か適当な被写体はないものかと、カメラをぶら下げ、ぼんやり辺りを散策していた。
突然「〇〇さんですよね?」と声をかけられ、私はハッとした。
見れば品のいいご夫婦で散歩を楽しまれている様子であった。
声をかけられたのは、笑顔が素敵なご婦人の方だった。
私を知っている人に違いないのに、その瞬間、誰だったか思い出せない。
声をかけられ、相手を思い出せないほど失礼なことはない、と思えば思うほどあせって思い出せない。
「あの~(どなたでしたかねー)」と恐る恐る言いかけた私の戸惑いを察していただいて、「SNFのパソコン教室でご一緒でした・・・」そこまで言われて、ハッと思い出した。
続けて「あのときの☆☆ですよ」、といわれて全てを察した。
思い出すのが遅すぎる。
また、私の悪い一面が出てしまった。
何かうまくその場を繕う作法が身についていればいいのだが、・・・。
パソコン教室ではご婦人の洒落たメガネが印象的だったので、このたびはメガネをはずされていたのと、思いがけないところで声をかけられたのが重なって、私の萎えた脳細胞が働かなくなってしまったのであろう。
その間、1分足らずだったと思うが、恐縮のあまり、冷や汗がどっと流れる思いをした。
実は、こんな失礼をしたことは初めてはない。
お会いしたことのある方のお顔と名前を覚えられないのが、私の最大の欠点である。
こんなことが度重なると、「あ~、ついに認知症が始まったか」と言われても仕方がないことであるが、それはそれとして、それ以前に相手に失礼をしないで済む方策を身につけるのが先決である。
何かいい方策はないものだろうか。
公園から見る毘沙門山
by matutaka31
| 2007-01-02 15:53
| 思いのまま
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「青春とは心の持ちよう」サムエル ウルマンの「青春の詩」の一節。 身近な出来事や気がついた事柄を気ままに綴る
by matutaka31
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