空気と水の美味しさ [2007-05-24]

自然はおいしい この言葉を久しぶりに実感した。
 先日、急用で神戸に行った時のことである。
山陽新幹線に乗った。何年ぶりだろうか?
 午前7時半過ぎ博多発「のぞみ」、早朝の始発だから何も指定席を確保する必要はないので、自由席に乗ることにした。
 案の定乗客は少ない。ゆったりしたかったので、その中で一番並んでいる列が短い場所から乗り込んだ。
途端、何かがおかしいと思った。でも乗客は少ないので、のんびりくつろいで新聞を読んでいたが、何故だか気分がすっきりしない。
広島辺りで気がついたのだが、周りで紫色の細い煙がゆらゆら立ち上っている。
しまった! 喫煙車両に乗っていたのだ。
博多駅で乗り込んだ時、何かがおかしいと感じたのは車内の異様なニオイだったのだ。
気がつけば、方々でゆらゆら煙が立ち上っている。
車内の空気がどんどん汚れてくる。その証拠に、息苦しくなってくる。
でも自ら選んだ車両だから仕方がないと我慢することにした。
岡山を過ぎる辺りから乗客も多くなり、当然のごとく煙の柱が方々で立ち上るようになった。
 その光景は、私には車内全体が墓地ように思われ、墓石から魂がゆらゆら抜けていくような異様な光景に思えて仕方なかった。
そんな雰囲気に我慢できなくなった私は、その車両を飛び出しデッキに出てた途端、あー空気が美味しいと実感じた。
 
 日頃煙草と無縁な、しかも海山に近い清浄な環境で生活している私にとって、空気の美味しさは極当たり前になってしまっているが、わずか3時間足らずの喫煙車両の空気に触れて、改めて自然の美味しさを思い知らされることとなった。

 午前中に用事を済まして、三宮駅の近区の食堂に入ったときのことである。
喉が渇いたので、出されたコップの水を一口飲んで、思わずウムと?と飲み込むのをためらってしまった。
出されたコップの水のまずいことといったら、表現の仕様がないほどであったからだ。
周りを見ると、まずそうな顔もしないで一様に出されたコップの水を飲んでいる。
よくこんな水を飲めるなーと感心するくらい。
福岡市の水もお世辞にも美味しいとは言えないけれど、神戸の食堂で飲んだ水の味は、自然の水の美味しさを教えてくれる反面教師みたいなものだった。
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by matutaka31 | 2007-05-24 22:42 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)
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