何を語るか被爆稲 [2007-07-01]

 昨日、ショッキングなニュースが飛び込んできた。
例の久間防衛大臣の発言である。
「核兵器の使用は許せない、米国の原爆投下は残念だ」と言いながら、返す言葉で「しょうがない」と戦勝国アメリカの論理を代弁するがごとき発言。
 今まで、広島・長崎への原爆投下を正当化するアメリカの論理を、心からそうだと思う人は少ないと信じていた私にとって、一瞬自分の耳を疑い、???・・・と言葉で言い表せない憤りを感じた。
 その後、何度もテレビでニュースを見、今朝の新聞あるいはテレビでの本人の話を聞いてきたが、どう釈明しようとも、私には建前と本音を絵に描いたようなものに他ならない、としか受け止められない。
仮に、大臣がいろんな釈明や発言撤回をして問題が沈静化したたとしても、それで終らせてはいけない問題を改めて提起しているように思えてならない。

 私が恐れるのは、国の防衛を司る大臣の発言だけに止まらず、このような考えを持つ人が増え続けているのではないか、特に戦争を知らない世代の人達が増える中、核爆弾の脅威に対する認識がどんどん風化しているのではないか、ということである。

 我が家の庭では、今年も被爆稲が何事もなかったようにすくすく育っている。
でも、体内では遺伝子の破壊という深い傷を抱えながら、懸命に生き続けているのだ。
この被爆稲は、久間大臣の真意、それに我が国の現状をどう受け止めているだろうか。
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拙文「私の原爆体験」をご覧いただければ幸いです。
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by matutaka31 | 2007-07-01 11:11 | 思いのまま | Trackback | Comments(1)
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Commented by tetsu807 at 2007-07-06 11:06
改めて「原爆体験記」読ませていただき、そして改めて久間発言に怒がこみ上げてきました。私は映像で見ただけの情景ですが、現場で生の状況を体験されたのですから
貴重な体験であり、2度と出会いたくない又、絶対あってはならないことですね。核廃絶を叫び続けましょう。


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