今年の菊は機嫌が悪い [ 2007-09-13]

 菊は元々強い花だから、植えっぱなしにしていても、それなりの花が咲くものだ。
でも、少しでもいい花を咲かせようと思うなら、細やかな愛情を注いでやらないと応えてくれない。
特に鉢植えの菊は、そのことが顕著に現れる。

 私は毎年大輪菊を十数鉢育てているが、今年は何時もと違う。
この時期、何時もなら幹は太くなり、葉は広くて厚みを増し青々とはちきれそうになるのだが、今年はその勢いが感じられない。
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 今年の異常な暑さのせいだと言ってしまえば、自分の失敗の言い訳になってしまう。
実は心当たりがある。

 今年は、市販の菊培養土を約3割ほど混ぜて使ってみた。
昨年冬の腐葉土作りを手抜きしてしまったため、量が足りなくなってしまったのだ。
もうそこから今年の失敗の原因が潜在していたのだ。
更に問題なのは、その市販の培養度を篩いにかけないで、微粒子の土が混ざったまま使ってしまったことだ。

 そのため、鉢の中の培養土が目詰まりとなり、根腐れを起こしてしまったようだ。
鉢植えの菊は、非常に繊細で、通気・通水性がよくないと、水のやり過ぎによる根腐れを起こしてしまう。
根腐れを起こさないで夏を越すのが最大の関門なのだ。
菊作りを始めた人が失敗するのは、ほとんどこの土作りと夏の水管理である。
私は、その素人と同じような失敗をしてしまったことになる。

 菊も生き物である。
愛情を欠いた育て方をすると、それなりの花になってしまう。
精一杯愛情を注がれた菊は、必ずそれに応えて見事な花を咲かせてくれる。
もの作りには、それなりのセオリーがあるのだ。
今年の菊は、無言の忠告をしているようだ。
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昨年の大輪菊

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by matutaka31 | 2007-09-13 22:57 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)
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