車内で席を譲られて

 私は毎週土曜日の朝、クラブ活動のため9時過ぎの電車に乗る。
昨日、やや混み合ってきた電車の中でのこと、前に座っていた女性が下車したとき、私の隣に立っていた中年女性から“どうぞ”と声をかけられた。
私は咄嗟に会釈しながら“どうぞ”とお礼をして、その女性に座ってもらった。

 そのとき、85歳の方から先日いただいた、電車の中で席をゆずってもらった時の複雑な心境を語った、メールをふと思い出した。

 その内容とは、
「昨年あたりから、地下鉄の車内で立っていると“どうぞ”と声が掛かるようになり、日本の敬老精神健在なりと認識を新にしたが、一方では、気持はまだまだ若いつもりなのに、年寄りを公認された悔しさがある。」という主旨であった。

 車内で席を譲ってくれる人は、100%自分より若い人である。
私も時たま“どうぞ”と声をかけていただくことがあるが、ほとんどの場合、丁重に断るようにしている。

 大袈裟に言うほどの理由ではないが、私は揺れる電車の中で少しでも足腰を鍛えるため出来るだけ座らないように心がけていること、それとは次元が違うことだけれど、年寄り扱いをされたくないという意地みたいな思いがそうさせるのだろう。 だが、このような気持は相手に通ずるはずもないので、素直に受けるべきではなかったのかと後で考えることがある。

 席を譲ってくれる好意に対し、自分の気持を出来るだけ言葉や態度で現し、丁重に断ってきただろうか、ごく当たり前のことを反省している。
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by matutaka31 | 2007-10-21 11:06 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)
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