初稽古

 初夢、初登りについで3番目に登場するのは、太極拳の初稽古である。
 体極拳を始めて既に2年を過ぎたが、その間よんどころない事情で休んだのは2度だったと思うので、我ながらこれまで続けられたことを良しとしよう。
おまけに、太極拳を始める前は一冬1~2度風邪を引いていたが、このところ風邪を引いたことはないのがそのご褒美だろう。

 初稽古だからといって、特別の練習メニューがあるわけではないが、「正月で運動不足になって体がこわばっているだろうから」との師範の配慮で、ストレッチ運動に時間をかけのが何時もと違うことであった。
 参加した皆さんも、何時もと変わらない練習に励んでいるように見えたが、“今年も元気で頑張ろう”と心に秘めたものがあったに違いない。

 さて、私が参加している太極拳教室は、19名中16名が女性のクラブだから、話題が男性主体のクラブとはまるっきり違う。
 練習の合間に出てくる話題は、正月は忙しかったことがもっぱらの話題。
家の内外の大掃除、孫子を迎える準備、食材その他の買い物、そして本番のお節料理作り、 後片付け、加えて孫・子の世話に振り回されたこと等々、もうてんてこ舞いの連続で忙しい思いをしたことが中心である。

 でも、そんな忙しい思いをしたと言いながら一方では体重が増えて困った話も聞こえてくる。
となると、主婦にとって正月を迎えることは大変なことであるが、一方ではその忙しさを快感に変えてしまう女性特有の術を心得ているのかもしれない。

 いやいやそんな単純なことではなく、自分が正月の行事を取り仕切って無事いい正月を迎えることが出来たという、演出家らしい満足感と忙しさから開放された安堵感をしっかり味わっているようにも感じられた。

 日本の伝統的な風習を守りながら夫々の家の正月の主役を演じているのは、家長面をしながら何もしない(何も出来ない)旦那ではなく、実は主婦に違いない、今更ながらそんなことを考えさせられた初稽古であった。
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by matutaka31 | 2008-01-08 10:49 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)
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