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黄砂・スモッグ無用につき [2007-05-27]

黄塵禍 絶えて久しい 五月晴れ
 5月26日朝、前日の雨がうそのように晴れ上がり、東京新橋のホテル34階の窓から見える景色、澄み切った青空、その下に林立する高層ビル群、そしてその中に点在する緑、自然と造形が作り出すコントラストがが美しい。
 東京在住の娘と、久しぶりに朝食を済ませた後浜離宮を散策した。
東京都心にいることを忘れさせるほどの静けさが漂う公園内を、森林浴を楽しみながら歩く。
新緑の間からのぞく青空がまぶしい。
このところ福岡ではこんなすばらしい青空を見たことがないので、殊の外美しく思えてならない。そして東京の空はきれいだなーと不思議な感覚にになってしまう瞬間であった。

 全ての用件を済まして、15時30分の飛行機に乗る。離陸して間もなく遠くに富士山が見えてくる。
 機長の何時ものように流暢なアナウンスが流れる。
「ご搭乗の皆様こんにちは・・・、今日は今の時期には珍しい強い偏西風が吹いているので、・・・・、最新の情報によると福岡の天候は晴れ・・・」
快適な空の旅である。しばらく読書を楽しむ。
1時間くらいを過ぎた頃だろうか、窓の外を見ると、次第に視界がボヤけてくる。
飛行機が高度を下げるにしたがってその濃さがひどくなる。
着陸態勢に入って、飛行機のカメラが陸地を写すが、ボヤーっとしてほとんど見えない。
いつもなら、まだ日没まで1時間はあるので、玄界灘と博多湾の美しい景観が映し出されるはずなのに。
 やっと飛行機のカメラに映った地上の様子は志賀島上空辺りからで、その先に見えてきたのは赤く点灯した滑走路の誘導灯であった。
 家に帰り着いて見た夕刊には「黄金にかすむ街」として黄砂でかすむ福岡タワーの写真が載っていた。

 明けて27日、今朝も黄砂で重たい空気が充満している。近くの雷山山系の山並みが今日もうっすらかすんで見える。もう何日もこんな日が続く。
  
いつもの福岡の美しい空に戻して欲しい!!

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by matutaka31 | 2007-05-27 11:06 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)

空気と水の美味しさ [2007-05-24]

自然はおいしい この言葉を久しぶりに実感した。
 先日、急用で神戸に行った時のことである。
山陽新幹線に乗った。何年ぶりだろうか?
 午前7時半過ぎ博多発「のぞみ」、早朝の始発だから何も指定席を確保する必要はないので、自由席に乗ることにした。
 案の定乗客は少ない。ゆったりしたかったので、その中で一番並んでいる列が短い場所から乗り込んだ。
途端、何かがおかしいと思った。でも乗客は少ないので、のんびりくつろいで新聞を読んでいたが、何故だか気分がすっきりしない。
広島辺りで気がついたのだが、周りで紫色の細い煙がゆらゆら立ち上っている。
しまった! 喫煙車両に乗っていたのだ。
博多駅で乗り込んだ時、何かがおかしいと感じたのは車内の異様なニオイだったのだ。
気がつけば、方々でゆらゆら煙が立ち上っている。
車内の空気がどんどん汚れてくる。その証拠に、息苦しくなってくる。
でも自ら選んだ車両だから仕方がないと我慢することにした。
岡山を過ぎる辺りから乗客も多くなり、当然のごとく煙の柱が方々で立ち上るようになった。
 その光景は、私には車内全体が墓地ように思われ、墓石から魂がゆらゆら抜けていくような異様な光景に思えて仕方なかった。
そんな雰囲気に我慢できなくなった私は、その車両を飛び出しデッキに出てた途端、あー空気が美味しいと実感じた。
 
 日頃煙草と無縁な、しかも海山に近い清浄な環境で生活している私にとって、空気の美味しさは極当たり前になってしまっているが、わずか3時間足らずの喫煙車両の空気に触れて、改めて自然の美味しさを思い知らされることとなった。

 午前中に用事を済まして、三宮駅の近区の食堂に入ったときのことである。
喉が渇いたので、出されたコップの水を一口飲んで、思わずウムと?と飲み込むのをためらってしまった。
出されたコップの水のまずいことといったら、表現の仕様がないほどであったからだ。
周りを見ると、まずそうな顔もしないで一様に出されたコップの水を飲んでいる。
よくこんな水を飲めるなーと感心するくらい。
福岡市の水もお世辞にも美味しいとは言えないけれど、神戸の食堂で飲んだ水の味は、自然の水の美味しさを教えてくれる反面教師みたいなものだった。
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by matutaka31 | 2007-05-24 22:42 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)

根性キンギョソウに聞きたい [2007-05-14]

 根性キンギョソウがが転んでからまる3日が過ぎた。
元の場所に戻すことは出来ないので、これまでどおり元気で咲き続けて欲しいと願って、すぐさま庭の片隅に丁寧に植え替え、たっぷり水も与えたのだが。
 あーそれなのに、・・・。
その後毎日観察しているが、いっこうに元のような葉の色艶や花の鮮やかな色が出ない。 根性キンギョソウに異変が起きたまま、瀕死の状態が続いているのだ。
まる3日が過ぎた14日の朝のキンギョソウの状態である。
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コンクリート上の過酷な環境に比べ、土に支えられ倒れる心配もなく、水もたっぷり含んだ快適な環境に違いないと思うのだが。

 もう一度元の元気な姿を見てみよう!
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誰の目にもこの違いは歴然としている。
何故こうなるのか、私の常識では理解できない。
しかしその常識は、人間の常識であって植物には通用しないのかもしれない。
 根性キンギョソウに聞きたい、どうしてなの? どこが違うの?と。
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by matutaka31 | 2007-05-14 22:18 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)

生命力 [2007-05-12]

根性キンギョソウ
 我が家の門扉の片隅にちょこんと座るように咲いた花、キンギョソウ。
訪れる人の目を引くこの小さな花は、鉢植えでもなく、勿論植えたものでもない。
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何時ごろかはっきり覚えていないが、3月頃だったろうか、初めは雑草が生えたのかな?と思いながらそのまま放置していた。
コンクリートの上だから、そのうち消え去る運命だと思ったから。
 ところが少しずつ成長してくる様子をよく見ると、雑草ではなくどうやら花のようである。
だんだん興味が沸いて、よく観察していると、どうやらキンギョソウのようだと気がついたのは蕾が出来たころだった。

 それにしても不思議なこともあるものだ。10cm四方の格子模様を入れた、ごく浅い溝のコンクリートの上で成長するとは。
多分コンクリートに傷があって、その傷(裂け目)に実生苗が根を張っているものと思っていた。特別に水をやるわけでもなく、コンクリートは白く乾燥しているのだから。
5月に入り、ついに可憐な花が咲いた。
正にキンギョソウだ! 背丈は10cm程である。
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 初めて見る人は、キンギョソウの小さな鉢植えを置いているのだろうと思うらしい。でもよく観るとそうでないことに気がつき、一様に驚く。

 ある日、隣の方が、あまりの可愛さにそっと撫でるように触ったところ、このキンギョソウは、だるまのようにころっとこけてしまった。
コンクリートの裂け目に根を張っているとばかり思っていた私達が、そこに観たものは根が全くないキンギョソウであった。
良く見ると、根のところが丸く膨らんで根の痕跡が残っている。
それにしても根のないものが、風で倒れることもなく、萎れることもなくどうして元気に花を咲かせているのか理解できない。
正に驚くべき生命力である。
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「覆水盆に帰らず」で、この根性キンギョソウは、はからずも人間の優しさが仇となり、そのコンクリート上での生涯を閉じることになってしまった。
今は、水をたっぷりいただける土に囲まれ、静かに余生を送っているが、果たしてこの贅沢に耐えられるだろうか気になるところである。
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by matutaka31 | 2007-05-12 18:26 | 思いのまま | Trackback | Comments(0)