季節はずれ

 先に我が家庭菜園で見られる異常現象を取り上げたが、今度は、庭に起きている季節はずれの様々な光景。何気なく眺めていると特に変わった現象とは思わないが、注意深く眺めていると、意外なことに気がつく。
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早くも咲いた綺麗な八重椿の花。例年1月に咲く

 椿は花が首から落ちるので縁起が悪いと言って庭には植えない人もいるが、私は好きだから、藪椿、肥後椿も植えている。

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葉が残っているのに、もう蝋梅の花が・・・。この花も例年1月に咲く花

 ヒヨドリが嬉しそうに花を啄ばんでいるので、花の命は短そう。多分1月には見ることが出来ないだろう。
 いつもは甘い芳香を漂わせるが、今は気が抜けたみたいに、香りがない。

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熟した小みかんは、ヒヨドリの格好の餌に

 鈴なりに成っている小みかん。小粒ながら甘いはずだけど、何故だかちっとも甘味がない。

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八朔のそばにブーゲンビリアが我がが世の春を。

 八朔は例年1月上旬に収穫するが、今年は何時が適期が分らなくなった。

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なの花が満開

 この菜の花は、菜園の側の菜園仲間の畑に咲いた菜花。
 蕾を摘み取って食べるのだが、あっと言う間に花咲いてしまった、と仰る。
 お陰で12月だというのに、菜の花を満喫できる。ラッキー!
# by matutaka31 | 2015-12-27 18:11 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)

それでも止めようと思わない 家庭菜園

 今年の野菜作りは、文字通り「思うようにならない!」ことばかり。
 気象の変化を読み取り、その影響を最小限に抑えながら、作り続けるのがプロの野菜作りだろう。
 でも私の菜園は勝手気ままな野菜作りだから、一たび異常気象に見舞われると、あっけなくその影響をもろに受けてしまう。
 今年は、その言い例だろう。12月というのに隣の菜園ではもう、菜の花が一杯咲いている。
 私の菜園ではまだ菜の花は咲いていないが例外ではない。自然の摂理には叶う訳もないので、それを受け入れるしかない。
 なるようにしかならないのだから、運を天に任せて、気ままに野菜作りを楽しむことにしている。
 
 今年は夏から初秋にかけ雨が多かったせいか、根物(里芋・ジャガイモ・大根・カブなど)はまずまずの出来。ニンニクも順調に育っているが、菜っ葉類は軒並み、高温と多雨に泣かされた。
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品種はダンシャクとアンデスレッド

じゃがいもは、まずまずの出来。一度に掘りあげないで、要る分だけ掘り出す。天然の保管庫として利用。
 
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ニンニク 雑草を取り、土寄せをしたところ


 白菜や空豆に、早くもアブラムシ発生
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美味しい白菜の収穫期だというのに・・・

 我家でもご他聞にもれず鍋物の機会が少なく、思ったより消費が少なく、この有様。
 この時期、結球白菜にアブラムシがつくなんてのは、今までに一度も経験したことがない。
 極力農薬を使わないことにしているので、虫がついても食べるのにあまり気にならないが、異常すぎる。

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 空豆には2月頃からアブラムシが発生するのはよくあることだけど、この時期の発生は経験のないこと。
 
  
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ほうれん草・春菊・レタス・水菜を、ポットで種を播いて育てた幼苗を移植


 あまり寒くならない日が続き、おまけに日替わりみたいに晴れと雨が入れ替わる。
 こんな天候を喜ぶのは、雑草だけ。
 例年2月頃から始まる雑草との闘いが、早くも始まった。
 でもこれは趣味の家庭菜園では、避けて通れない大切な作業の一つだから、如何に要領よく闘うか、工夫のしどころだと思っている。

 我が菜園ではいつものことながら、出来具合を見ながら一喜一憂。でも、自分が思うように育てる楽しみがあり、育つのをみて自ずと元気が出る健康の源でもある。
 収穫の楽しみ、そして何より安心して食べたいものを好きなだけ食べることが出来る喜び・・・・挙げるときりがない家庭菜園の魅力。
 だから大変そうに見える家庭菜園だけど、止めようとは思わない。
# by matutaka31 | 2015-12-23 16:48 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)

遣り甲斐を感じるボランティア

 私が定期的に行うボランティ活動の一つに、町内のひょうたん池花壇管理作業がある。
 雨の日以外は原則毎週金曜日、朝9時から大体1時間半のボランティア作業。そのボランティア活動も、今年は18日で終ることにした。
 この日は、清掃作業や用具倉庫の整理が主な内容。
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公園入り口に並べた歓迎プランター

 始めてもう10年を超えた。われながらよく続いたものだと思う。
 好きでなければ出来ないことだろう。
 でも、 個人の趣味の活動と違い、町内会の一ボランティア組織であるが故にいろんな制約が付きまとい、趣味の域を超える悩ましい問題に直面することもある。
 でも、クラブ全体の知恵と努力で、何とか乗りきる。 そんな時には、ありがたいと思うと同時に、小さいことでも遣り甲斐を感じる。
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花壇植え替え作業

 一つひとつ、心をこめて取り組むボランティア活動、それが私のエネルギーの素であり、元気の素でもある。

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水際に咲く日本水仙

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早くも黄水仙が咲いた。 一月も早いか?」


 「四季折々の花を咲かせ、ひょうたん池を訪れる人々の心を和ませる環境を創り出す」ことが、我々の目標。
だから、「何時来ても美しいですね」と声をかけられるのが、一番嬉しい。遣り甲斐を感じる一時でもある。
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ノースポールも元気よく。 その周りの花の名は、何度聞いても直ぐ忘れる003.gif

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魚竜梅も満開

 年が明けると、恒例になった「第10回ひょうたん池まつり」の準備が本格化する。
 地域の人に楽しんでもらうイベントを目指して、小さいグループながら、ありったけの知恵とアイディアを注いで準備を進める。
 大変だけど、楽しい!001.gif
 これが遣り甲斐のあるボランティアというものだろう。
# by matutaka31 | 2015-12-20 11:44 | 思いのまま | Trackback | Comments(6)

博多の情緒に酔いしれる

 九州市民大学の12月講演は、タイトルも雰囲気もいつもと違っていた。
      芸どころ博多
           ~博多古謡で尋ねる福・博の歴史~

 郷土史研究家 岡部定一郎氏による解説と福・博の伝統芸能の今を代表する方々の実演で、博多の伝統芸能については疎い私にとっては、商人の町博多ならでの伝統芸能の奥の深さを改めて知る良い機会になり、総じて見応えのある演出であったと思う。
 かといって、中には馴染めるものもあれば、そうでないものもあり、その受け止め方は人夫々だろう。

 内容は、博多の四季を通して行われる伝統行事にまつわる歌舞音曲の数々の解説と実演であったが、私が日頃接するのは、博多どんたくと祇園山笠といった伝統行事を見る程度で、伝統芸能そのものについては、知らないことばかり。

 数々の伝統芸能の中で、とりわけ私の気を引いたのは、 「博多の情緒を聴く・観る 博多町人座敷文化と博多節三題」と題する場面。

                        「元博多節」  
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一木親子による「元博多節」「三下がり博多節」は圧巻

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 ・藤子さんの「正調博多節」の踊りに魅せられ、
 ・蓼胡萬さんの「博多小唄」に聞き惚れ

 流石に博多の伝統芸能を代表する方々の演技は素晴らしい!普段お目にかかることがないだけに、思わぬ機会に恵まれて感動。

 それまでは、やや長すぎる解説に眠気を催す場面もあったが、この三題の場面だけは陶酔させられてしまった。



 場内撮影禁止のため、映像でご紹介できないのが残念。
その場の雰囲気を想像していただけたらと思って、手渡されたパンフレットの一部をコピー。
# by matutaka31 | 2015-12-17 11:55 | Trackback | Comments(6)

オリジナル年賀状を作る

 「書くのは気が重い、でも貰うと嬉しい」、だから止められないのが年賀状!
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 毎年、 郵便局の締め切りが近づかないとその気になれなくて、つい追い詰められたような気になって書く年賀状。「来年はゆっくり、味のある年賀状を作ろう」と心密かに意気込みながら、インターネットで無料のイラストを拝借しながらありきたりの年賀状になってしまうのが、私の例年パターン。

 年々減らしたいと思いながらも、1年のご無沙汰を詫びながらお互いの安否を確認しあう挨拶と思うと、止める気にもなれず、いつものように出すことに。
 今年もその季節になってしまった。

 でも今年は、ちょっと意気込みが違った。今年こそは!と、少々大袈裟だが、マンネリを破りたいと決意001.gif
 幸い、パソコンを生活に取り入れて楽しむ仲間の小さなクラブ「エンジョイpc」で、「世界に一つしかない年賀状を作ってみよう」と意気投合! 各々オリジナル年賀状作りに挑戦した。
 クラブの勉強会で、パソコンに取り込んだデジカメ撮影の花鳥風月などを素材にして、あ~でもない、こ~でもないと、昔取った杵柄よろしく年賀状作りを楽しんだ。
 
 ・余白をゼロにしたのに、印刷すると縁取りになるが・・・?009.gif
 ・テキストボックスに文字を入力すると、背景が見えなくなるが・・・?026.gif
 ・この前習ったのに、もう忘れた。007.gif
 ・いやいや忘れるのは、シニアの特権だからね・・・。003.gif
 ・背景の画像を、もう少しぼかしたいな~008.gif
 ・その背景はピッタリだよ!005.gif
・・・なんて会話を楽しみながら、次第にオリジナル年賀状が出来上がる。 興奮と満足感が漲る一時。

 製作途中までは、みんなに披露しながら作った年賀状。果たして仕上がりはどうなったか。
 それはお互いに年賀状を交換してのお楽しみ。

 そのようなわけで今年の年賀状は、書いた文章より背景に工夫を凝らしたもので、これまでにない一味違ったものだと思っていただけたら嬉しいのだが・・・・。
# by matutaka31 | 2015-12-13 19:46 | 思いのまま | Trackback | Comments(8)