今年の野菜作りは、文字通り「思うようにならない!」ことばかり。
気象の変化を読み取り、その影響を最小限に抑えながら、作り続けるのがプロの野菜作りだろう。
でも私の菜園は勝手気ままな野菜作りだから、一たび異常気象に見舞われると、あっけなくその影響をもろに受けてしまう。
今年は、その言い例だろう。12月というのに隣の菜園ではもう、菜の花が一杯咲いている。
私の菜園ではまだ菜の花は咲いていないが例外ではない。自然の摂理には叶う訳もないので、それを受け入れるしかない。
なるようにしかならないのだから、運を天に任せて、気ままに野菜作りを楽しむことにしている。
今年は夏から初秋にかけ雨が多かったせいか、根物(里芋・ジャガイモ・大根・カブなど)はまずまずの出来。ニンニクも順調に育っているが、菜っ葉類は軒並み、高温と多雨に泣かされた。
品種はダンシャクとアンデスレッド
じゃがいもは、まずまずの出来。一度に掘りあげないで、要る分だけ掘り出す。天然の保管庫として利用。
ニンニク 雑草を取り、土寄せをしたところ
白菜や空豆に、早くもアブラムシ発生
美味しい白菜の収穫期だというのに・・・
我家でもご他聞にもれず鍋物の機会が少なく、思ったより消費が少なく、この有様。
この時期、結球白菜にアブラムシがつくなんてのは、今までに一度も経験したことがない。
極力農薬を使わないことにしているので、虫がついても食べるのにあまり気にならないが、異常すぎる。
空豆には2月頃からアブラムシが発生するのはよくあることだけど、この時期の発生は経験のないこと。
ほうれん草・春菊・レタス・水菜を、ポットで種を播いて育てた幼苗を移植
あまり寒くならない日が続き、おまけに日替わりみたいに晴れと雨が入れ替わる。
こんな天候を喜ぶのは、雑草だけ。
例年2月頃から始まる雑草との闘いが、早くも始まった。
でもこれは趣味の家庭菜園では、避けて通れない大切な作業の一つだから、如何に要領よく闘うか、工夫のしどころだと思っている。
我が菜園ではいつものことながら、出来具合を見ながら一喜一憂。でも、自分が思うように育てる楽しみがあり、育つのをみて自ずと元気が出る健康の源でもある。
収穫の楽しみ、そして何より安心して食べたいものを好きなだけ食べることが出来る喜び・・・・挙げるときりがない家庭菜園の魅力。
だから大変そうに見える家庭菜園だけど、止めようとは思わない。