お彼岸と言えば、お墓参が通り相場であるが、家庭菜園を楽しむ私には
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、菜園での野菜作付け時期を知る一つの目安になり、種まきや苗の移植をしなければならないので、なんとなく気忙しくなる。
ところが、この時期は気候が不安定で雨が多くて畑の植え付け準備が整わないこともあり、気をもんでいるうちに、下手をすると種まきの適期を逃してしまう事もある。
待ちに待った1年に1回のチャンスを逃したくないので、私は畑の準備とは別に、ポットなどを利用して種まきをしておいて、畑の準備が出来次第移植する方法を採っている。
園芸店に行けば、好みの大きさの苗が何時でも手に入るが、それでは苗代も馬鹿にならないし、苗つくり半作と言う言葉もあるとおり菜園の楽しみが半減してしまうので、なるべく自分で苗を育てることにしている。
今、我が家の南向きの軒下でポットなどを利用して種を蒔いているのは、
レタス、パセリ、キャベツ、スイートコーン、ミニトマト、ズッキーニ、青瓜であるが、この後も植えてみたい品種を思い出したら、次々に播種することにしている。
これらが移植適期に育つまでまでの間に畑の耕起・施肥を行い、移植の適期を逃さないように畑に移すことにしている。
こんなことを言うと、なんだか専業農家のように聞こえるかもしれないが、ほんの200坪程度の借地を利用した、
多品種・少量作付けを楽しむ趣味の家庭菜園に過ぎないのだが、・・・。