去る3月27日
果たして「木イチゴ」だろうかという拙文を書いたところ、コメント以外にもいろんな方からご高説をいただいた。
日頃何気なく呼んでいる名前も、今まで知らなかった意外な事実を発見し、成る程そうゆうことかと教えられることが多い。
お陰さまで「キイチゴ」?それともも「クサイチゴ」?に私なりに仕分けすることが出来るようになった。
実は「キイチゴ」も「クサイチゴ」も、バラ科 キイチゴ属で同じ仲間の植物であるが、このイチゴ、日本では大きく
キイチゴ(木苺)、
クサイチゴ(草苺)、
ナワシロイチゴ(苗代苺)に分類されているとのこと。
では私が疑問に思ったキイチゴ(木苺)とクサイチゴ(草苺)の違いはどうか、 詳く言えばきりがないので要点だけ取り上げてみよう。
「キイチゴ」は小柄ながら木質化した茎を持つ低木で、茎や葉に鋭い棘を持つものが多い。(一部に匍匐性のものや草本がある)花弁はクサイチゴに比べやや小さく、実も赤・黄色があり、形も小さい。
キイチゴ
「クサイチゴ」は背丈が20-60cmと低く草本(そうほん)のように見えるため、クサイチゴの呼び名がついたようだが、実際は木本)(もくほん)である。全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。実はやや大きく赤色である。クサイチゴ
専門的には葉の形、花枝、徒長枝、茎の状態、結実 等細かく区分できるようであるが、一般的な見分け方には必要ないので、割愛しよう。
と言う次第で、私が見たものは、「クサイチゴ」だたことが明らかになった。
こうゆうとき、インターネットの便利さと有難さを痛感する。インターネットを始める以前は何かを調べるとき図書館に行くことが多かったが、今ではその必要がなくなってしまった。