今日4月26日、福岡県糸島市の高祖神社の春の祈年祭、福岡県指定無形民族文化財「高祖神楽」を鑑賞してきた。
高祖神社は家から車で10分程度で行ける身近な場所で何度か訪れたことがあるが、そこで年2回(春・秋)「高祖神楽」が行われているのは知りつつも、実際鑑賞するのは初めてであった。
大勢の観客に見守られながら厳かに舞われる神楽を観ていると、日本固有の民族文化が脈々と受け継がれている一面を見るようで、なんだか誇らしい感情がこみ上げてくる。
ややもすると、めまぐるしく変化していく現代社会の渦の中に埋没されそうな民族文化が、保存会の方々により守り続けられているのを目の当たりに見ることができ、敬意と尊敬の気持ちがこみ上げてきた。
可愛い地元幼稚園時による稚児神楽は、可愛らしさに加え、日本固有の民族文化を受け継ぐ新しいエネルギーを感じさせ、地元挙げてこの神楽の保存に取り組んでいる姿を印象づけるものであった。
参詣者が続々と 開演を待つ神楽殿神楽の一幕
可愛い稚児神楽