今日はお彼岸そして明日は秋分の日・中秋の名月と、暦の上ではまさに秋たけなわである。
例年だと、からっと晴れ上がった秋空の下、木陰に入るとひんやり感じる頃なのに、今日も「気象庁が観測する921地点中20地点で最高気温35度以上の猛暑日となった」と報じていた。
今日、ゴルフコンペの帰り道、まさしく秋の気配に出会った。
真っ赤な彼岸花と黄金色の稲穂だ。
待ち焦がれた秋の気配をこの目で確かめたくなって、道端に車を止めた。
いつもより咲くのが遅れていた彼岸花が、この暑さをものともせず、真っ赤に咲き誇っている傍で頭を垂れた稲穂が収穫を待っている。
これに赤とんぼが飛んでいるとなお良かったが、残念ながら日がたかいせいか赤とんぼの姿は見えなかった。
しばらく眺めていると、外気の暑さもゴルフの成績もすべて忘れて、心が休まるのを感じる。
彼岸花(マンジュシャゲ)
「稔るほど頭を垂れる稲穂」
やはり自然はすばらしい!