焼酎の飲み方は、お湯5に25度焼酎5の半々割りが普通のようだが、私は最近お湯6・焼酎4のいわゆる六・四。
この飲み方にカボスやレモン、あるときは梅干しを入れ○○割りにして飲んだこともある。
でも、いずれの○○割りも、それほど美味しいとは思えず、線香花火みたいに忘れ去ってしまった。
ただ焼酎の蕎麦湯割りは忘れがたい味であるが、これは蕎麦の手打ち現場だけでしか味わえない。
ある時テレビで、長野県のわさび農家の主人が「焼酎のワサビお湯割り」が美味しいと話しているのを聞いたことがある。
我が家には生ワサビが常時あるわけではないので、ワサビに代えて生姜で試してみることに。
生姜は家庭菜園で沢山作っているので、材料には事欠かない。
新鮮な生の生姜だから味も香りも申し分ない。
「焼酎の生姜お湯割り」
試してみると美味い!
生姜の香りと焼酎の香りが程よくマッチして、焼酎独特の味に代わる香りが口中に広がる。
口当たり、のど越しも良く、体がぽかぽか温まる。
作り方は簡単!
コップ6分位のお湯に、すりおろした生姜約5g(中さじ一杯)を入れ、それに焼酎を加える。
これでお湯6・焼酎4の生姜割りの出来上がり。
このコップ1杯で、全身が温まり、ほろ酔い気分になる。
お陰で酒量も少なくて済み、体にも良さそうだ。
正に百薬の長である。
この生姜割り焼酎で、今年の晩酌が少し進化すればそれでいい。
生姜の効能をあえて言うまでもないが、全身を温め胃液の分泌を促進、風邪・痰・咳に効く、殺菌作用、消炎効果等々言われている。