朝日新聞の古い切抜きをめくっていたら、面白い記事が目に付いた。
タイトルは、
「いつまでもトキメキを忘れず異性の友達を持とう!」
その書き出しの部分を紹介しよう。
『アスパラクラブの会員アンケートで「仲のよい異性の友だちはいるか」と訪ねたところ、50代以上で3割の人が「いる」と答え、うち6割が「相手にトキメキや恋心を抱いたことがある」という。 異性に対するトキメキは脳を活性化させ、若々しくする効果があるが、年をとってもトキメいている人たちが結構いるのだ。』と。
アンケートに答えなかった残り7割の人全てが正直に答えたかどうかは判らないが、中には気持ちの上では異性の友だちが欲しいと内心思いながらも「もう年だし、今更・・・」と引っ込み思案になったり、「いい年をして・・・」と世間体を気にしたり、自分の心を偽っている人が多いのではないかと、私は思うのだが。
人は幾つになっても、度合いの違いはあるにせよ、異性を意識しない人はいないと思う。
先のアンケートの3:7の割合を示すものは、トキメク相手がいる場合や今いなくても何時の日か巡り合った時、何らかの形で行動に移すか、あるいは自分の心の中に仕舞い込んでしまうか、その向き合い方の違いだろう。
私は幾つかのクラブに参画しているが、女性が程ほどに交じり合ったサークルは雰囲気も和やかで、かつ女性の男性観・社会観・家庭観も聞くことが出来るなど話題も豊富で楽しい。
だから、異性の友だちを持つことを頭から否定するのではなく、むしろ節度あるお付き合いをしたほうがいいと思っている。
人は年を重ねると、もう年だし、・・・なんてことを考えがちだが、それでは二度とかえることのない人生を無駄に生きることになってしまう。
限りある人生を、健康で、より楽しく、より有意義に過ごすためにも、ほのぼのとトキメクような異性の〇〇友、☆☆友がいてもいいのではないか・・・と思うのだが。