明日12日、いよいよ新幹線博多~鹿児島ルートの全線開通する。
「駅ではなく街」とも言われる新装なった福岡市玄関口JR博多駅は、いまや注目の的で大勢の人出で賑わい、新駅ビル開業以降10日間で福岡市の人口を上回る180万人以上が訪れたと言う。
私は9日、所要で地下鉄から博多駅に降りたところ、あまりの人出の多さに圧倒され、さっさとその場を離れてしまったほどである。
どうせ10日も過ぎれば、大衆の熱も冷め、ゆっくり見物できるだろうと思いつつ。
写真はそのとき撮ったもの。
そのJR博多駅、新幹線の開通まで後3日となった9日の朝日新聞に、
「時代の伴奏者」としてクローズアップされた人がいる。
その人の名は、元駅長・井手干樹(イデ タテキ)さん101才。
井手さんは2代目の駅の誕生と同じ1909年生まれで、61年にその駅の駅長になり、63年3代目の現駅の駅長になった人。
その人の記事が目にとまったのには 訳がある。
3年前の6月、セブンミリオンCCで行われた
「二人揃って199歳のお達者ゴルフ」 お目にかかったお方で、生涯忘れることが出来ないお二人の一人であったあったから。
お二人のお元気なプレーを目の当たりにして「人生、こうありたい!」と感じたことを思い出し、一昨年3月に他界された神武半十郎氏様のご冥福をお祈りしなら、井手干樹様のご健勝を祈念した次第である。
そのとき数え年で100歳、100歳とは思えないかくしゃくとしたお姿に驚いたものだが、昨日拝見した新聞の写真でもスーツとネクタイで身を固めた凛としたお姿はご立派と言うか威厳さえ感じるものであった。
ゴルフ場に尋ねたところ、流石にもうゴルフはお止めになっているという。
それにしても、101歳を過ぎてもなおお元気でお過ごしとは、70代後半に入った私にとって希望の星みたいな存在である。
これからも益々お元気で。