今日、「福岡市原爆被害者の会」のホームページ作成に、約4時間半携わってきた。
3月中に一通り完成させるのを目標に、週1回のペースで作業を進めて骨組みが概ね出来上がったのだが、先週・先々週の2回、プロバイダーとの接続やファイルの転送で思わぬトラブルに出会い、やや遅れ気味になっていたので今日集中的に作業した。
お陰で、骨組みのところまでアップロードにこぎつけたので、なんとか月末には完成させる目途がついて内心ホッとしている。
福岡市原爆被害者の会のホームページは、同会が入居している福岡市施設のホームページの1ページを借りた格好になっているので、内容を随時更新することが出来ない不便さがあり、なんとか独自のホームページを開設したいという意向が強かった。
今まで同会の情報発信は、(ホームページでは出来なくて)定期刊行紙主体だったので、リアルタイムの情報発信が出来ず、時期遅れの感が否めなかった。
また、被爆体験等の手記は印刷物にして配布してきたが、配布先も被爆者等に限定されがちで、広く大勢の人に読んでもらえない悩みも隠せなかった。
そのうえ、最近インターネットの普及により全般的に活字離れが進む傾向にあり、特に若年層への情報発信は重要であるため、ホームページ開設はどうしても急がなければならない課題になっていた。
日本が世界で唯一の被爆国である事実を風化させないために、また一人でも多くの方々に、核兵器の恐ろしさや被爆の悲惨さをわかって貰うためにも、このホームページの役割は今後益々大きくなると思うので、4月にはURLを公表して、その後引き続き随時更新しながら、内容を充実させなければならない。
当分このお手伝いから手を抜けそうにない。